愛してたって秘密はある最終回ネタバレ…真犯人は?逮捕後の本当の結末

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ドラマ「愛してたって、秘密はある。」最終回の結末ネタバレ(後半に最終回ネタバレ内容を追記済)を公開しています。

見逃してしまった人や、あまり興味はないが内容や結末が気になる人もいるだろう。

ここではキャストに始まり、ストーリーのあらすじと最終回における結末のネタバレを公開するので参考になればと思う。

ちなみにドラマ「愛してたって、秘密はある。」は 日本テレビ系列で放送されるので、ドラマのストーリー1話~最新話まで 「hulu」で配信されている。

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愛してたって、秘密はある。

まずはじめにドラマのキャストを紹介しよう。

役/キャスト

主:奥森 黎/福士蒼汰

司法修習生で、中学3年生の頃母親にDVをしていた父親を殺害し「失踪扱い」とする・・・以降そのことは母親と二人だけの秘密になる。

性格はまじめで優しく、母親思いで責任感が強い。

秘密を抱えたまま、爽と恋に落ちてしまい婚約する。

立花 爽/川口春奈

司法修習生で、エリート検事の父を持ち、父の期待を背負い両親に溺愛されている。

黎にプロポーズし婚約する。

奥森 晶子/鈴木保奈美

黎の母で看護師。

看護師として働いていた時、同病院の医師だった皓介を結婚しDVを受ける生活を送っていたが、息子に救われる。

夫の「失踪後」は看護師に復職するが、息子を殺人犯にしてしまったことに自責を感じている。

風見 忠行/鈴木浩介

大学病院の医師で准教授。

元々、皓介の後輩医師で晶子の同僚でもある。

黎の父親代わりのような存在として、奥森母子を支えてきた。

立花 弘晃/遠藤憲一

神奈川地方検察庁の検事正で、爽の父親。

曲がったことが大嫌いで、融通が利かない性格。

立花 茜/岡江美奈子

爽の母親で、幼い頃は児童養護施設で育ったという苦労人。

その為か幸せな家庭に強い思い入れがあり、娘の爽にも「普通の幸せな結婚」をしてほしいと願っている。

立花 暁人/賀来賢人

爽の兄で、週刊誌に出入りするフリージャーナリスト。

一時期は厳格な父の指導を受け検事を目指していたが、ある事件をきっかけに父に反発し両親とは絶縁状態になる。

妹の爽とは連絡を取り可愛がっている。

奥森 皓介/堀部圭亮

黎の父で大学病院の医師だった。

11年前に他界するが「失踪扱い」となっている。

その他の登場人物

  • 安達 虎太郎/白洲迅
  • 浦西果凛/吉川愛
  • 香坂 いずみ/山本未來
  • 山田 隆也/柄本時生

人物相関図

以上がキャストとなる。

ストーリー

ドラマのキャストを紹介したので、次に物語のあらすじを見ていこう。

あらすじ

弁護士を目指す司法修習生の黎(福士蒼汰)は、同期の司法修習生・爽(川口春奈)と交際中。

黎は爽からプロポーズされ、二人は結婚を決意する。

幸せな将来に向けて順風満帆な人生を送っているように見える黎。

しかし、彼には誰にも言えない秘密があった。

11年前、中学生だった黎は、父の皓介(堀部圭亮)が母の晶子(鈴木保奈美)に激しい暴力を振るっているところを目撃。

晶子の命の危機を感じた黎は、とっさに皓介を殴り殺してしまう。

黎と晶子は皓介の遺体を自宅の庭に埋めて、黎の罪を隠す。

以来、黎の心には常にこの日の出来事が重くのしかかっていた。

黎は、友人の司法修習生・虎太郎(白洲迅)とともに神奈川地検で検察修習中。

自分が人を殺してしまったことから、「罪にはそれぞれ理由がある」という信念を持つ黎は、どんな被疑者にも真剣に向き合って事件の真相を探っていく。

そんなある日、結婚の報告をするため爽の実家を訪れた黎は、彼女がずっと隠してきた秘密を知ることとなる。

爽の父親は、黎が検察修習をしている神奈川地検の検事正・立花弘晃(遠藤憲一)だったのだ。

立花はどんな凶悪犯も落としてきた評判のコワモテ検事。

「娘の恋人は被疑者みたいなもんだ」と、取調べのように立花に詰問された黎は、「父親は4年前に病死した」と思わず嘘をついてしまう。

そんな中、黎のもとに不気味なメールが届く。

差出人は不明だが、黎が父を殺したこと、父の遺体を庭に埋めたことを知っているようで…。

誰かが自分の秘密を知っている…その事実におびえる黎。

しかし、不可解な出来事はメールだけに留まらず、次々と黎の身に降りかかってきて…。

引用元:日本テレビ公式サイト/愛してたって、秘密はある。

結末ネタバレ

ここからはドラマ「愛してたって、秘密はある。」最終回の結末ネタバレを公開しています。

このドラマは原作のない脚本は秋元康氏によるオリジナルストーリーで物語は進むので、現時点では結末は予想となる。

脚本を担当した秋元康氏はドラマのコンセプトを「恋人のことをどれくらい知っていますか?」だとコメントしている。

このドラマは主人公・奥森黎(福士蒼汰)が過去に秘密(父親を殺害)があるが、結婚を機にヒロイン・立花爽(川口春奈)の父・立花弘晃(遠藤憲一)に許しを請うが、過去の秘密が邪魔になっていく。

一方で黎と黎の母・奥森晶子しか知らないはずの秘密を握っている者も現れ余計に臆病になってしまい、黎が秘密に関して思い悩むラブミステリーである。

ドラマの前半部分では、黎の秘密を握っていて黎の悩みを深くしている犯人を捜し出すところから始まるのではないか。

この犯人は予想となるが、風見忠行(鈴木浩介)が怪しい・・・というのも風見は殺された黎の父親の後輩医師だというのと、奥森母子の面倒を何かと見ていた(この時に何らかのことがあり奥森母子の秘密を知る)。

しかも風見は晶子に好意を抱いているらしい・・・そしてついに結婚を申し込もうとするが、まずは息子(黎)から洗脳することを思いつき、黎を脅したのではないだろうっか。

そしてドラマの結末はドラマのコンセプトからして、黎の秘密が爽の家族にもあらわになってしまい、その秘密を世間に隠すのか暴露するのか迷うことになることが考えられるだろう。

最終回では爽も爽の家族も黎が抱える秘密にしてきたことを隠そうとするが、黎が「しっかり償うべき罰を受けてから、もう一度ここに来ます」と言ってその場は去る。

黎がしたことの理由が「父がしていた母への暴力をやめさせるため、母親を助けるため」だったので、刑自体は軽くすみ黎が釈放されるまでの期間は短かった。

そしてラストは「黎と爽の結婚式」の風景が流れるのではないだろうか。

なので想定できる結末としては「自分の罪を認め、秘密との悩みから解放される」となることが考えられる。

ネタバレ追記

奥森黎は現在弁護士を目指す司法修習生だったが、11年前・・・まだ黎が中学生だった頃、父・奥森皓介が母・奥森晶子を殴っていたので母を守るため、後ろから鈍器で殴り殺してしまった。

皓介の遺体は家の庭に埋め、その出来事は黎と母・晶子の二人だけの秘密にした。

黎は交際相手の立花爽と結婚の約束をする…そして二人の婚約を機に11年間誰にも知られず守ってきた秘密が露呈していくことになる。

黎は自分が犯した罪と向き合いながら、辛い人生を生きてきた。

しかし黎が大学生の頃、爽と出会い8年ぶりに笑うことができた…心が救われた気がしたのだ。

そうやって黎が幸せを噛み締めていると・・・

庭のお父さんには彼女を紹介しないの?

殺してしまった父親のことを知っているとほのめかす内容のメールが黎に届く・・・宛名は誰かはわからないフリーメールアドレスだった。

この日から頻繁に恐ろしいメールが黎に届くようになる。

疑心暗鬼になっていく黎。

次第に秘密を知っている犯人の行動は激しくなっていく。

埋めたはずの父・皓介の遺体が掘り返されていたり、偽装工作のため崖から落とした車のことを警察に通報し引き上げられたり。

浩介を殺した凶器(トロフィー)が爽に送られてきたり、浩介がつけていた結婚指輪(「SHOKO to KOUSUKE」と刻まれていた)が黎のもとに来たりする。

しまいには黎が父・皓介関連の物を集めて引き出しにしまっておいた物が、全て自分の部屋から盗まれてしまう。

爽の父・立花弘晃は神奈川地方検察庁の検事正で、曲がったことが大嫌いな厳格な性格の持ち主だ。

しかし立花と黎の母・晶子は知り合いで、何か二人の間には秘密があるようだ(家族だけの顔合わせの時、二人は「初めまして」と挨拶を交わしていた)。

黎が秘密のことで苦しみながら、爽との結婚の話を進める。

次第に爽の秘密もあらわになっていく。

爽が高校生の頃誘拐されてしまうが、暴行された跡などは見つからず無事で雑居倉庫で発見される。

2007年9月3日の出来事だ・・・間もなく事件から10年が経とうとしていた。

10年で時効となる事件だ・・・時効になる前に爽の兄・暁人も躍起となっていた。

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爽は犯人の顔を見て、なんとなくだが覚えていた。

そしてその犯人は皓介の死後、奥森家の二人の面倒を見てきた風見忠行だった。

黎が風見に結婚式の乾杯の挨拶を頼んでいたので、爽のことを紹介しようと風見の顔を見た瞬間、爽の様子がおかしくなる。

風見がなぜ爽を誘拐したのか。

それは風見の父が一人の議員との贈収賄疑惑を疑われ逮捕されてしまった。

風見の父は心優しい外科医で、そんな犯罪とはまるで無関係・・・「無実なのに犯罪者に仕立て上げられたんだ」と風見は嘆く。

その時風見の父にかけられた容疑の正否を確認するため、取り調べを担当した検事が爽の父・立花弘晃だった。

立花は風見の父に辛い尋問をして、嘘の自白を強要したという・・・結局300日以上も勾留される。

執行猶予がついて風見の父が出てきた時には「末期のすい臓がん」を患い、間もなく亡くなってしまう。

風見は担当した検事の「立花に父を殺された」と恨み、理不尽に家族を奪われた痛みを味あわせるため爽を誘拐したが、特に何もできなかったのだ。

風見は医師を辞職し自首することを決意するが、病院で荷物をまとめ「退職届」を机に置き出ようとすると、誰かから電話がかかってくる。

そしてそれ以降風見とは連絡が取れなくなってしまい、黎が風見の部屋を訪れると机の上には「退職届」が置かれたまま。

黎は風見の部屋でとんでもない物を発見してしまう。

黎の部屋から盗まれた、皓介の遺品(凶器のトロフィーや結婚指輪など)と頭蓋骨(皓介の?)が入った箱を見つけ腰を抜かす。

暁人がその場に現れ警察に通報し皓介が失踪(戸籍上)ではなく、亡くなっていたことが明らかとなる。

一方、暁人は時効までに「風見を逃さない」と躍起になっていた。

黎の母・晶子も皓介の遺体を掘り起こしたり、奥森母子が隠してきた秘密を知って黎を脅していた犯人が「やっぱり風見先生だったのよ」と黎と密かに話していた。

しかし黎は「このままだと風見先生がお父さん(皓介)を殺した犯人だと思われてしまう」と真実は違うことに納得しない。

それでも黎のことを気づかい、優しく声をかけてくれる爽のことも幸せにしてあげたいから、本当のことを言う自信がない・・・葛藤の嵐だ。

すると黎の部屋に見たことがない箱が置いてあり、開けると(おそらく)父・皓介の手の部分の骨が入っていた。

黎は驚いてまた腰を抜かすが、そのことは誰にも話さずに自分の部屋のクローゼットの中にしまっておいた。

奥森家に警察がやってきて、「見つかった頭蓋骨は奥森皓介さんのもので、殺害されていたことがわかりました。凶器はトロフィーです・・・我々は風見忠行医師の犯行ではないかと考えています」と告げ、さらに骨に付着していた土を調べている最中で、遺体が埋まっていた場所も近々判明するらしい。

警察が帰ると黎は「バレるのも時間の問題だ」と言うと、晶子は「堂々としてればいいのよ。風見先生が見つからない限り、罪も無いのと同じよ」と秘密は隠し通す覚悟がうかがえた。

そのことを街で流れているニュースで知った風見は、顔がわからないように顔を伏せながらどこかへ逃げていくのだった。

爽の父・立花弘晃は「(黎との)結婚はやめろ!父親が殺されていた家のやつと結婚させるわけにはいかない・・・お前(爽)とあいつ(黎)は違う!」と断固結婚することを反対する。

ここで「風見先生が見つからない限り、罪も無いのと同じよ」と言っていた晶子が、容疑者・風見忠行と暗がりの工事現場で密会していた。

そして風見は「父の無念を晴らしたら、出頭します。全部僕がやったんだから・・・誘拐も、殺人も」と言って、晶子に対して微笑を浮かべた。

一方、黎は「爽に全部話して警察に行く」という決意をしていた。

翌日、黎は晶子に「爽に会って、全部話してくる」という書き置きを残して家を出る。

黎と爽が会って、普通のデートをしていたが、黎が覚悟を決め切り出した。

「爽と一緒に生きていきたかった・・・できることなら俺が爽を幸せにしたかった・・・」と黎が話していると、爽は黎の口を紡ぐようにキスをした。

そして爽は「結婚式は延期にしよう・・・式なんてしなくてもいい。黎と家族になりたい」と黎に想いを伝えた・・・どうやら爽は黎が「結婚をやめる」と言おうとしてると思ったらしい。

そしてその時、爽の母・立花茜を風見がナイフを突きつけ、立花家に拉致監禁してしまう。

どうやら風見は立花弘晃の口から、自分の父に関する真実が聞きたいようだ。

普通ならナイフを突きつけられると恐怖で泣き叫んでしまうが茜は「あなたが捕まることなんて望んでない」と鋭い眼差しで風見をつきななし、風見はその場から逃げてしまった。

そして、立花家で手足を縛られていた茜のことを暁人が発見する。

爽の携帯に暁人から電話が入り「今すぐ実家に戻れ・・・風見が母さんを脅して逃げた」と伝えられ、爽と黎は急ぎ立花家に向かった。

しかし爽と黎が立花家に着くと、茜は何事もなかったかのように語りかけてくる・・・そして暁人は逃げた風見を追って、すでにその場にはいなかった。

暁人がなんとか時効になる前までに風見を探しだそうとするが、無情にも時効の9月3日になってしまい、暁人は心から悔しがる。

一方、晶子が自宅に戻り黎の書き置きを見て、「黎、ダメよ!」と独り言を言いながら狂ったように皓介が埋められていた場所でウロウロし、黎の部屋ではクローゼットに隠しておいた浩介の手の骨を発見してしまう。

晶子は覚悟を決め「皓介の秘密が書かれた、生前・2006年の日記」を燃やし、警察に出頭してしまう。

晶子は「私が(皓介を)殺しました」と言って、皓介の手の骨を警察に見せた。

黎にそのことが電話で告げられ、黎は途方に暮れるが少し頭がおかしくなってしまったのか口笛を吹きながら自宅へと向かうのだった。

晶子は警察に皓介を殺害した理由が「DVされていた」と言って、一人で殺して埋め隠蔽工作をしたと嘘の自供をして出頭するが、それだけでは逮捕できないと(裏付け捜査が必要)自宅に一度帰された。

黎は爽の父・弘晃に「母が父を殺してました・・・近々逮捕されます」と嘘を告白すると、弘晃は「爽とは別れろ。爽を殺人犯の家族にするつもりか」と告げられた。

その夜黎は爽と会い「別れよう・・・母さんが父さんを殺した」と言って、まだ真実は言えずに嘘をつき爽の部屋を去ってしまう。

黎は11年間隠してきた秘密のせいで、爽という幸せを手放すことになり、顔がグシャグシャになるくらい涙を流し後悔していた。

そしてついに晶子に逮捕状が出て連行されてしまった・・・令状は「死体遺棄容疑」で「殺人容疑」ではない。

まだ警察では何かを掴んでいるのか、それとも何かを隠しているのか。

黎と爽の大学時代からの恩師・香坂いずみは黎の父・皓介と何らかの関係があった様子で、晶子が燃やしたはずだった「皓介の秘密が書かれた、生前・2006年の日記」のコピーを持っていた。

そしてそれを爽のデスクの上(爽は現在、香坂法律事務所で司法修習生として勉強中)にこっそり置いておく・・・そこには爽の父・弘晃が黎との結婚を反対する理由も書かれていた。

爽は日記のコピーを黎に渡し、弘晃の元へと向かった。

爽が弘晃を問い詰めると、弘晃の口から真実が語られる・・・。

それは風見の父と一人の議員の間に贈収賄疑惑があると内部告発があり、その時取り調べを担当した立花弘晃は風見の父の部下たちにも厳しい取り調べをしていた。

その部下たちの中には奥森皓介もいたのだ。

さらに弘晃は「風見の父が不正献金した」という嘘の自供を求め皓介を強要していく・・・それでも皓介は脅しには屈さなかった。

そして皓介は100日以上の取り調べをされる中、失踪してしまう(実際は黎が殺してしまう)。

弘晃は「俺から逃げたんだと思ってた・・・そして爽が黎を連れてきた日、俺に復讐するために爽に近づいたんだと思った」という。

黎は皓介の本音が書かれた日記のコピーを読み「父さんは殺されて当然の悪人じゃなかった・・・追い詰められて罪に手を染めてしまった一人の弱い人間だった」ことに気づくのだ。

そして黎はその場に朽ち果てるように体の力が抜けてしまい、屍のようになってしまう。

そこに爽が現れると、黎はついに・・・

100の嘘も1つの真実には勝てない・・・父さん、俺が殺した

と11年も守ってきた秘密を暴露してしまう。

さらにその頃風見が立花弘晃を自宅の庭で待ち伏せし、ナイフで刺してしまう・・・救急搬送される。

9話のネタバレはここまで…最終回に続く

最終回あらすじ

「奥森(堀部圭亮)を殺したのは自分だ」と爽(川口春奈)に告白した黎(福士蒼汰)。爽は驚きのあまり、黎を拒絶してしまう。

爽の態度にショックを受けながらも、黎は罪を償おうと警察に向かう。

しかしその矢先、一ノ瀬(矢柴俊博)から、奥森を殺したトロフィーを爽に送った人物が判明したと告げられる。

段ボールが送られた配送センターの防犯カメラに映っていたのは、黎がよく知る女性で————。

これまで黎を脅かしてきた不気味な出来事は、すべてこの女の仕業だったのか…信じられない黎は、真相を確かめるまでは自首を思い留まることに。

そんなある朝、黎は自宅のリビングで、ビリビリに引き裂かれて散乱した奥森の日記のコピーと、見覚えのないDVDを見つける。

そのDVDには、真夜中のリビングで日記のコピーを破いてまき散らす、思いもよらない人物の姿が…!!

一方、黎を拒絶してしまったことを後悔する爽は、虎太郎(白洲迅)から、「黎と連絡が取れなくなった」と聞かされ、思わず黎の家へ走る。

しかし、そこで待っていたのは…。

黎は警察へ向かい、晶子(鈴木保奈美)と接見することに。

そこで晶子の口から語られたのは、衝撃の事実だった…!

黒幕は果たして誰だったのか…!?

ついに、すべての謎が解き明かされる!!

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そして、黎と爽の愛の行方は————?

引用元:日本テレビ公式サイト/愛してたって、秘密はある。

最終回ネタバレ追記

黎は自分に悪いことはしてないと言い聞かせ「周りを欺き、爽を裏切ってた」と正直に話すと、爽は黎のことを拒絶してしまう。

立花弘晃を刺した風見は逮捕される。

肩をガックリ落とし自首しようと警察署に向かったが、気がつくとなぜか自宅のベッドの中にいた。

どういうことかわからない黎だったが、考えている間も無く刑事が自宅に訪ねてきてトロフィーを爽に送った人物が判明する・・・防犯カメラに映っていたのは晶子だった。

しかし晶子が黎の「幸せを脅かすことはしないはずだ」と考え、黎はさらに頭を悩ませていた。

そうしていると黎は父・皓介の日記のコピーが破かれ、自宅のリビング・床一面にバラバラに散らばっている。

そしてその暴挙を撮影した一枚のDVDを見つける・・・そこに映っていたのはもう一人の自分、つまり黎本人だったのだ。

しかもいつもの黎とは違う知らない自分で、カメラの画面に笑いかける表情から読み取れるのは、まさに「異常者」だった。

もしかしたら罪悪感と戦っているうちに、黎の心の中に生まれた「もう一つの人格」なのかもしれない。

とはいえ、黎にはわからないことばかりだ。

そんな黎は司法修習を二日も無断で休んでいた。

そのことを知った爽は黎のことが心配になり自宅に行くと、黎は爽に突然キスをせがんできた・・・「もう一人の黎」だったのだ。

爽はキスを拒むと、黎は「爽ちゃんはやっぱり偽善者だね」と言って爽を追い出してしまった。

黎は爽とともに晶子の接見に行くことになり、爽と顔を合わせるが黎は昨晩「何もなかった」という顔をしている。

香坂弁護士立会いのもと晶子と会い、黎は「父さんの日記読んだよ」と言うと晶子は「 全部思い出したの?」と言った。

実は日記にはコピーが存在しそれを読んだということを説明した上で、黎は「『思い出した』ってどういういうこと?」と聞くと、晶子は「あなたは一度あの日記を読んでるのよ・・・」と真実を語りはじめた。

黎が父・皓介を殺害してしまったという罪のことに関しては黎自身も覚えているが、それに関する悪い記憶を引き受けている「朔」という「もう一人のあなた(黎)」がいるという。

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なんでも黎が大学生の頃に一度日記を見てしまい、その瞬間黎の中の罪悪感が爆発してしまい朔という人格は、その時「 ・・・ 薔薇の香りがする」というセリフとともに生まれたらしい。

晶子は黎の悩みのことを思うと「このままで良い・・・」と考えるようになっていた。

しかし黎と爽の結婚の話が出て、朔は「黎の結婚どうやって潰そうか?母さんも手伝ってくれるよね?」と言って、それからは様子が変わり始めたんだという。

そして 庭か皓介の遺体を掘り返したのは朔だが、晶子も朔に言われるがまま「黎にメールを送り、 皓介の車が見つかるように変声機で声を変え警察に通報し、この箱を爽にを送っておいてと頼まれ配送センターに行き送った(この時箱の中身は凶器のトロフィーだが、晶子はそのことを知らない)」と告白する。

さらに晶子は「病院の階段から落ちたこと・黎の部屋から皓介の遺品を盗み出したこと・黎の部屋に盗聴器を仕掛けたこと(朔がどの程度黎を侵食してるのか確認するため)」など独断で行ったことなど、黎のためにと考えやったことが悪い方向へと転じてしまうのだ。

そして、晶子は風見に皓介の日記を見せ「真実(立花弘晃が脅して嘘の自白を強要し、風見の父の勾留期間を伸ばしたこと)をこのままにしておいていいの?」とたぶらかし、風見に立花弘晃を襲わせ全ての罪をかぶってもらおうと考えていたのだ。

この時日記のコピーは朔が取って、そのコピーを香坂弁護士に送っていたことが明らかになる。

晶子は心の底から黎の幸せを考えていた・・・「息子の幸せを願う普通の母親でいたかった・・・本当にごめんなさい」と黎と爽に向かって泣きながら謝罪した。

黎は真実を知って自らを納得させ、母・晶子の弁護を香坂弁護士に頼み、最後に黎自身が自首することを覚悟して去っていく。

一方で、風見に刺された立花弘晃は一命を取り留め、病院のベッドの中で目を覚ましていた。

弘晃は暁人に心を許しはじめ、真実を「(週刊誌に)書いて良い」と伝えるが、そんなスキャンダルが流れると検事としてのキャリアが失われることを心配し、暁人はその真実を書くか迷っていた。

黎は警察署に出頭しようとすると、朔という人格が出てきて自首することを防がれてしまう。

爽が黎(朔)が自宅にいることに気づき、急いで黎の自宅に向かった。

着くと案の定朔が顔を見せる。

爽は決して自分の罪を償おうとしない朔に、警察に電話して強制的に捕まるように仕向けた。

間もなく警官が到着し、あえなく黎(朔)は捕まるのだ。

爽の兄・暁人は代議士と病院の贈収賄疑惑について記事にしていた。

その際検察による不当捜査についても記事として書かれていた・・・もちろん風見の父に関してもだ。

入院中の立花弘晃は過去の真実が明らかとなり検事は辞職する。

しかし退院する頃には立花家には暁人が戻り「家族」として復活していた。

そして、爽は父・立花弘晃に検事ではなく弁護士になり「罪を償って人生をやり直そうとする人の居場所になろうと思うの・・・人は人を許すことができるから」と自分の目指す道の指針を意思表示した。

そんな爽は勾留中の黎に会いに行き「罪を償ったら一緒に『婚姻届』出しに行こう・・・いいよ朔がいても、黎は黎だから、黎のことが大好きだから」と伝え、二人は幸せな未来に向かって語りあうのだ。

爽と別れた後、幸せな気持ちの黎は「・・・薔薇の香りがする」とつぶやき朔が顔を出す。

朔は不気味に笑っていた。

・・・END

本当の結末ネタバレ追記

地上波放送のドラマでは「黎と朔」の戦いは描かれていないが、Huluオリジナルストーリー「愛してたって、秘密はある。~僕は誰だ?~」で本当の結末を描かれているのでネタバレしていくので参考にしてほしい。

黎の体(精神)に突如現れる「朔という別人格」、こいつが悪の根源だったわけだが「黎と朔」は同じ体を共有しているため会うことはできない。

しかし、逮捕後勾留中に刑事からの取調中に朔が現れ、刑事たちも黎とは全く正反対の朔という別人格が存在することを知った。

さらに取調中に鏡を通して「黎と朔」が垣間見ることになる・・・取調中だったが刑事たちは黎の異変を見守っていた。

朔は母・晶子を憎んでいるようで、なぜ黎と爽の結婚の邪魔をしたのかについては「お前は(黎)結婚することに調子乗ってるし、母さん(晶子)も浮かれてるし、ちょっとイラッとしてきちゃって」とふざけながら話していた。

単に黎が幸せになることが許せないのではないだろうか?

さらに朔は黎のトラウマ的なことを利用し「クラシックレコード・黄色いバラ」などを惜しみなく使ったという。

黎は朔しか知らない、朔がやってきたことを巧みに聞き出していく。

朔は徐々に黎の体をコントロールできるようになっていたことも判明し、晶子も朔の計画通り自首しもう朔の世界が広がりつつあった・・・しかし朔の誤算は爽だった。

爽が来て黎(朔)は逮捕されてしまった。

これで朔の計画はおしまいかと思ったら、朔は「そうでもない」という。

今まで朔は自分の罪を知っている人の前でしか(自分の力では)姿を現すことができなかったが、秘密を暴露したおかげで朔自身は外に出放題になったという。

そこで朔は黎に一つの提案をする・・・「その体、俺に譲ってよ」と黎の体を乗っ取りたいという欲求を露わにした。

朔は「ゴメン、一番辛い記憶を君に押し付けて・・・」と嘆いた黎の気持ちなどを利用しながら、(黎と朔の)精神の入れ替えを巧みに交渉していく。

しかし黎も罪を償った後「爽と結婚する約束」したことを話すが、それでも朔は「爽と結婚したら殺人犯の嫁になるんだぜ?結果。あの女を不幸にすることになるんじゃねぇの?」と黎のことをそそのかしていく。

さらに朔は「今お前(黎)が消えれば爽ちゃん救えるよ・・・あの女だって諦めるしかねぇだろ?」と爽の幸せな人生を黎には与えらてやれないという現実を突きつけてくる。

そして今爽の優しさに甘えて一生縛り付けとくか、爽のために解き放ってやるのと「どっちが本当の愛情なのか?」という究極の二択を残して「ま、考えといて」と言い残し朔は消えてしまい、黎は刑事に「奥森黎!」と大きな声で自分の名前を呼ばれ正気に戻った。

黎は牢の中で一人考え一つの決意をしていた。

ある日、爽が黎と会いにやってくるが、黎の表情は暗い。

黎は「俺、もう少しでいなくなる・・・俺のことは忘れて」と言うが、そんな黎の言葉に「大丈夫だよ、私は何があっても変わらない」といつも黎に笑顔を与えてくれる爽がいた。

黎は「爽、ありがと」と伝えるが、その直後「・・・薔薇の香りがする」というおなじみのセリフとともにヤツが姿を現した・・・朔(という人格)だ。

朔は以前爽に「父さん、俺が殺した」と秘密を暴露した時に、爽が黎を拒絶したことを理由に「出たー、偽善者!」と呼び罵るのだ。

それでも爽は黎と結婚をするという意志を見せ「ずっと待ってる・・・何年かかっても良い。それが私の幸せで、二人の幸せだって信じてるから」と必死の表情で(今出てきている人格は朔だったが)黎に訴えかけた。

半年後・・・黎の裁判が始まる。

そこに現れたのは穏やかな表情の黎だった。

そして裁判官に呼ばれると、黎が返事をする顔はどこか覚悟を決めた気高い表情にも見えるのだ。

・・・REAL END

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その他のドラマ/ネタバレ

本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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