ドラマ「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」

ドラマ「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」最終回の結末ネタバレ(後半に最終回ネタバレ内容を追記済)を公開しています。

見逃してしまった人や、あまり興味はないが内容や結末が気になる人もいるだろう。

ここではキャストに始まり、ストーリーのあらすじと最終回における結末のネタバレを公開するので参考になればと思う。

ちなみにドラマ「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」はフジテレビ系列で放送されるので、ドラマのストーリー1話~最新話まで 「FOD(フジテレビオンデマンド)」で配信されている。

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モンテ・クリスト伯
―華麗なる復讐―

まずはじめにドラマのキャストを紹介しよう。

役/キャスト

  • 柴門 暖/ディーン・フジオカ
  • 南条 幸男/大倉忠義
  • 目黒 すみれ/山本美月
  • 守尾 信一朗/高杉真宙
  • 安堂 完治/葉山奨之
  • 入間 未蘭/岸井ゆきの
  • 江田 愛梨/桜井ユキ
  • 土屋 慈/三浦誠己
  • 寺角 類/渋川清彦
  • 神楽 清/新井浩文
  • ファリア真海/田中泯
  • 柴門 恵/風吹ジュン
  • 守尾 英一朗/木下ほうか
  • 入間 瑛理奈/山口紗弥加
  • 入間 貞吉/伊武雅刀
  • 神楽 留美/稲森いずみ
  • 入間 公平/高橋克典

人物相関図

相関図「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」2003年

以上がキャストとなる。

ストーリー

ドラマのキャストを紹介したので、次に物語のあらすじを見ていこう。

愛、将来、自由、仕事、自尊心、すべてを奪われた実直な主人公である柴門暖(ディーン・フジオカ)が、自らを陥れた男たちに復讐し、彼らの人生そして運命の歯車を一人、また一人と狂わせていく復讐劇。

物語の舞台は、小さな漁師町。

柴門暖は、愛する女性・目黒すみれ(山本美月)との結婚が決まり、幸せの絶頂にいた。

そんな中、婚約者を奪おうとする恋敵・南条幸男(大倉忠義)、出世を妬む同僚・神楽清(新井浩文)、ある事情を抱えた警察官・入間公平(高橋克典)の保身によって、異国の地の監獄に送られてしまう─。

無実の罪で15年間異国の地の牢獄に閉じ込められ、婚約者と自らの未来を奪われた主人公は、思わぬ幸運で獄中生活から逃れ、巨万の富を手に入れた別人となって舞い戻る。

人生を地獄の底へと葬られた2003年から2018年の“空白の15年間”という復讐に満ちた過去と現代のタイムラグをもって描かれていく。

その知力と絶大の財力を駆使し、かつて自分を陥れ人生を狂わせた3人の男たちに対して、大胆かつ緻密で華麗な復讐劇を魅せていく─。

引用元:フジテレビ公式サイト/モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―

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結末ネタバレ

ここからはドラマ「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」最終回の結末ネタバレを公開しています。

このドラマは原作「モンテ・クリスト伯」に基づきストーリーが展開していくため、同じような結末になるのではないかと予想される。

ちなみに原作小説では主人公・柴門暖が、自分のことを無実の罪で監獄に送り込んだ「南条幸男・神楽清・入間公平」の三人にしっかり復讐を果たす。

もちろん復讐と言ってもドロドロしたものではなくて、サブタイトルにもある通り「華麗なる復讐」で、柴門暖が仕組んだ知的なトラップにハメていき、ターゲットを絶望や破滅に追いやるのだと考えられる(原作小説でも直接的ではないが、手を下していた)。

その後、柴門暖は南条幸男が奴隷として売り飛ばした少女のことを娘のように可愛がっていたが、最終的にはその少女が自分のことを愛していることに気づき、それを「真実の愛」として一緒に人生を送ることを決意し結末を迎える。

要はハッピーエンドとなるが、ドラマではやはりヒロインの目黒すみれと人生を送る決意をして結末を迎えることになるのではないだろうか。

おそらくドラマの物語がある程度進んだ頃には、2018年現在の人物相関図が発表されるはずなので、そこで「これ誰だ?」的な女性が登場していれば、その女性と復讐後の人生を歩む結末となるのかもしれない。

ネタバレ追記

2003年、春。

小さな漁師町の浜浦町で漁師・柴門暖は同じ町で喫茶店「シンドバッド」を経営する目黒すみれにプロポーズし、その想いは受け入れられ二人は結婚式に向けて幸せの絶頂にいた。

しかしその矢先、暖の乗る遠洋漁船「海進丸」が遭難してしまい、暖の後輩であり親友の南条幸男はすみれのことを心配して「シンドバッド」に顔を出し「大丈夫だって、きっと帰ってくるよ」と声をかける。

すみれは暖の帰還を信じ、努めて明るく振舞っている。

「海進丸」が所属する守尾漁業でも社長の守尾英一朗や、船員だが今回の航海には怪我で出られなかった神楽清たちが憔悴しながらも暖たちの無事を願っていた。

そんな守尾のもとに漁協組合長である遠藤勝也が訪ねて来て、遠藤はもう2週間にも及ぶ遭難で捜索費がかさんでいることを守尾に告げる。

守尾は船長のバラジ・イスワランが優秀なので、みんな生きて帰ると譲らないが、遠藤はそのバラジに対して不安を募らせていた…バラジはラデル共和国のテロ組織・メンバーではないかと疑われていたからだ。

それでも、守尾は船員たちを信じていた…船員の中には極めて優秀な暖がいたからだ。

守尾が暗い表情を浮かべていると、守尾の息子である信一郎も幼いながら父に冗談を言って、父になんとか笑顔になってもらおうと元気づける…そんな信一郎の優しさに守尾は癒やされるのだった。

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の実家では母親の恵は、こんな状況の中でも「土地を売りに出さないか」と無神経なことを言い続ける地上げ屋の寺角類と対峙していた。

そんな時「海進丸」帰港の連絡が入ったのですみれと恵は港に急ぎ、到着した頃にはすでに怪我を負った船員たちが上陸していた。

暖も怪我を負いフラフラの状態で救急隊員の肩を借り船から出てきて生還を果たすが、船長のバラジだけは命を落としてしまう。

すると、なにやらバラジの遺体を調べる男たちが…それは警視庁公安部の刑事たちで、その中には入間公平の姿もあった。

「海進丸」の遭難の原因は船のエンジントラブルだったが、バラジがが亡くなってしまい暖が船員たちの指揮を取りエンジンの故障も直していた。

バラジがいない今、次期船長には神楽が就くと考えられていたが、今回の遭難事故で暖の船乗りとして優秀でかつ機転の良さにご機嫌な様子の守尾社長の顔を見て、自分の地位にピンチを思い描き焦る神楽。

そしてその焦りは現実になってしまう…守尾社長から「次の船長は暖に任せようと思う」と通達を受けるのだ。

数日後、怪我もすっかり良くなった様子の暖は神楽からその話を聞く…すると暖も神楽に「バラジさんから預かった封筒を東京の渋谷にある会社まで届けてほしい」と頼まれたことを明かす。

一方で、幸男は幼馴染のすみれのことを好きだったが、暖が越してきてすみれが暖に好意を持っていることに気づき、二人が交際を始めてからは自分の気持ちに蓋をし、暖とすみれのことを応援する側に回っていた。

そんな幸男は役者を目指し日々オーディションに明け暮れるが、そんなに甘い世界ではなく簡単に上手くいくはずもなく、オーディションには落ち続けてしまう。

幸男は暖が愛する女性と結婚し、しかも出世という順風満帆な人生を送っていることに嫉妬し、今まで自分の気持ち蓋をしてきたがそれももう限界に達していた…そしてその思いは次第に憎悪に変わっていく。

 

る日、神楽と幸男、そして小物だが二人の先輩である寺角の三人は昼間から酒を飲み語っていた。

すると神楽が「亡くなった船長のバラジさんがテロ組織のメンバーじゃないかと疑われていた…そのバラジさんから密書のようなものを暖が受け取っていた」という情報を流す。

この真相を幸男や寺角らが暖に確かめに来るかと思われた…が、しかし暖のことを訪ねてきたのは警視庁公安部の刑事・入間公平だった。

入間は「紫門暖が航海中にテロ組織から密書を預かっている」という匿名で通報があったんだという。

暖はバラジから預かったという封筒を出し、中を開けてみると全て英語で表記されており暖には内容がさっぱりわからない…入間にそれを見せると「Dear Teikichi・・・」という宛名に書かれているようだが、内容はあまりよくわからない…それでもこれを見た入間の表情はなにやら雲行きが怪しい。

暖はバラジから、それを渋谷の「TIファンドマネジメント」という会社に届けてほしいと頼まれていたことを告げた。

入間は暖に「この手紙は機密事項です…このままこの手紙を持っていると、あなたやあなたの家族に危険が及ぶかもしれません」と強く進言し、そのまま密書を回収してしまう。

そしてこの時、外務省を通してラデル共和国との交渉で、テロ組織とつながっている者と日本人の人質を交換する手はずが整っていた。

「TIファンドマネジメント」という会社は、入間公平の父・入間貞吉が代表取締役として経営する会社で、世界的にも有名な投資家だった貞吉はテロ組織に多額の資金援助をしていたようだ(密書にはさらに500万ドルの資金援助を求める内容が記されていた)。

入間は過去に父・貞吉に母親とともに捨てられ、厳しい環境の中生きてきたということもあり貞吉に対して憎悪を抱いていたが、そのことで自らの出世欲にもつながり現在の警察キャリアの道が開けたということもある。

入間は迷った末、結局貞吉に貸しを作り(密書を目の前で焼き証拠隠滅)、暖に無実の罪(テロ資金提供処罰法違反)をきせることにして暖は逮捕されてしまう…もちろん暖には何が起きているのかわからないが、警察に一方的に連行されてしまうのだった。

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はワケもわからず警察から取り調べを受けていると、そこに入間が現れ「申し訳ありません。今釈放の手続きをしておりますので…これを確認していただけますか」と言って「Dear Dan Saimon・・・」と偽造した密書に暖の指紋をつけるため、一度手渡すが英語の読めない暖はただただ怒っていた。

こうして暖は「テロ組織とつながっている者」とされてしまい、ラデル共和国にある孤島の監獄で、毎日のように「テロ組織について知っていることを全て吐け」と酷い拷問をされるが、テロ組織についてなど何も知らない暖は「知らない」としか答えようがなくそのまま収監されてしまう。

すみれ・恵・守尾社長らは暖のことを信じ続け、無実の罪で捕まったと署名を集めたり冤罪を訴え続けている。

そうしていると暖がバラジから密書を受け取ったと情報を流した神楽は「守尾漁業」に退職願を提出して自らの道を進もうとし、(おそらく警察に匿名で通報した)幸男は役者としてなかなか目が出なかったが次第にオーディションにも合格するようになって頭角を現し始めていた。

そして暖のことを監獄送りにした張本人の入間は、今回の「テロ組織に資金援助していた者を捕まえ、人質を開放することに成功した」功績が認められ表彰されるのだ。

暖は毎日のように拷問されていたが、結局潔白を証明することも出来ないまま地下の独房に幽閉され、与えられるわずかな水と食料で、暖は殺されもせずにただただ孤独と戦い8年の月日が経とうとしていた…。

しかし、暖にも限界ついに生命の限界が訪れようとしていたが、突然独房の床から一人の老人が顔を出し日本語を話せるようで「看守には告げ口するな!」と暖を脅し、老人は床の穴に戻っていったので暖が後を追うと、穴は老人の独房に通じていた。

はじめは暖に警戒しいくら話しかけても「うるさい」と蹴散らされてしまうが、次第に打ち解けあっていく…暖が出会った老人の名は、ファリア真海といって投獄されているラデル共和国の元大統領だという。

 

は自分が投獄された理由をファリアに尋ねると、テロ組織から密書を届けようとしていた先が「TI(Teikichi Iruma)ファンドマネジメント」ということから、入間貞吉はラデル共和国と繋がりの強い人間だと聞いて、入間公平が入間貞吉の息子で暖のことを身代わりとして監獄送りにしたのだと考えられること…。

そしてその密書を暖が持っていたことを知っていたのは神楽清だということを思い出し、警察に垂れ込んだのは…と憎悪の火を燃やす。

ファリアは脱獄の準備を進めているようだったが、投獄されてから20年の歳月が経っているらしい…それでも陽の光を求め明日という希望を持っていた。

そんなファリアの穴掘りを手伝う暖は永遠とも感じられる作業の中、ファリアからあらゆる知識や教養を教えられ目的を持った暖の精神と肉体は輝きを取り戻し始める…暖の目的とは日本に帰ることと、そして何より自分を陥れた人間たちへの復讐だ。

暖がファリアとトンネルを堀りを続けて数年後…暖よりも長い年月の間、この監獄と戦い続けたファリアは力尽きようとしていた…そうしていると、暖はファリアから「シンガポールの貸し金庫に隠し財産がある」と資産の相続を託される。

銀行の銀行の名義は「モンテ・クリスト」伯爵だという…そしてファリアは命を落としてしまい、海に棄てられ処分されるが、暖はその遺体と入れ替わって脱獄を成功させるのだった。

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2017年、春。

暖はやっとの思いで浜浦町にたどり着き、一番最初に向かったのは母・恵と一緒に住んでいた家だった。

しかし、実家のあった場所は家は取り壊されてしまい現在は更地…暖が絶望に明け暮れていると声をかけてくれたのは、お世話になっていた守尾漁業で現在は社長をしているという守尾英一朗の息子・信一郎。

信一郎から話を聞くと恵はすでに亡くなってしまっていた…死因は「餓死」で死後二ヶ月が経ってやっと発見されたんだという。

暖は「今、お父さん(守尾英一郎)は?」と信一郎に聞くと肝臓を患い入院していると聞く。

暖が次に向かった先は、婚約者のすみれのところ…当時は喫茶店だった「シンドバッド」はカラオケバーになっていた。

そこのママに前オーナーであるすみれについて聞くと、すみれは「料理研究家」になっていて、しかも現在は大物俳優として名を馳せている南条幸男と結婚し、一人の娘までいるんだという…するとカラオケバーで寝ていた寺角類が姿を現す。

暖は母・恵のことを餓死に追い込み家を売ってしまったのは地上げ屋の寺角だと考え、問い詰めると色々と簡単に吐き始めた。

なんでも「あの家を売ったのは、今は不動産会社を営み成り上がった神楽清」で、暖のことをハメたのは「暖がヤバイ手紙を持っていると情報を流した神楽清と、それを警察に通報した南条幸男」だという。

暖は大切な人たち(恵・すみれ)を失い、信頼していた親友や仕事仲間(南条幸男・神楽清)に裏切られてしまったこと受け、ボロボロの状態で最後に向かったのは暖のことを最後まで信じてくれていた守尾が入院している病院。

しかし守尾社長でさえ顔を合わせても暖だということには気づかない…やはり15年の歳月や「暖はもういない」という人の記憶には勝てないようだ。

そして誰も自分のことを誰も覚えていないことなど心に傷を負い、暖は力が抜けて放心状態になってしまった。

そしてついに、暖はファリスの言っていたシンガポールの銀行の貸し金庫にある「隠し財産」を受け取りに行くことにした…貸し金庫の名義は「モンテ・クリスト」伯爵だという。

その隠し財産の金額は、なんと「459億ドル超」という莫大なものだった。

 

2017年、秋。

暖の恩人とも言える守尾英一郎が息を引き取り、葬式が行われていた…もちろん幸男やすみれや神楽も参加する中、神楽が声をかけたとしてあの入間公平の姿もあった。

ちなみに入間も現在は警視庁刑事部長になり大出世を果たし、いまや次期の警視総監候補と騒がれる人物となっていた。

一方、喪主の信一郎は守尾漁業をつぶして、そのまま借金1億円を肩代わりしていく人生を選んでいた…が昔から暖がお世話になっていた守尾漁業の借金が1億円だということを知り、暖は「1億円の小切手」を信一郎がいない会社にそっと置いていき、借金は帳消しとなる。

そんな中、幸男と神楽は漁港の脇で海を眺めながら思い出話をしていた。

するとそこに金持ち風情の男が現れ二人に声をかけてくる…その男こそ「モンテ・クリスト・真海」と改名したばかりの柴門暖だったのだ。

顔を合わせた三人だったが、幸男も神楽もその男が柴門暖だとは全然気づく様子はない…そして暖改め真海は「時間が来てしまったようだ」と迎えのクルーザーに乗り込み、「お二人のこれからの人生が幸せであることをお祈りします」と、真海からすれば皮肉な言葉を二人にかけ行ってしまう。

それにしても、一人の男をハメて絶望の淵まで追いやった悪人たちが堂々と出世し、立派な肩書にふさわしい豊かな暮らしを送っていたのだ…まるで、自らの罪をすっかり忘れてしまっているかのように。

モンテ・クリスト伯爵=柴門暖は、「すべての(復讐の)準備は整っている」と言わんばかり…「さぁ、復讐をはじめよう」。

相関図「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」3話~

2018年、春

幸男とすみれの娘・明日花が幸男のマネージャー・江田愛梨が海でカヤックを漕ぎ遊んでいたが、愛梨が思わずパドルを離してしまい二人が海に取り残されてしまうという海難事故に遭ってしまう。

そんな時優雅にクルーザーで、秘書の土屋慈とともに海を流していたモンテ・クリスト・真海がそこを通りかかり二人を助けた…真海はたちまち南条明日花の命の恩人となるのだ。

こうして真海は娘の命を救ったお礼をされることになり、幸男とすみれの邸宅に招かれはじめに幸男と顔を合わせるが、もちろん真海が暖だとは気づくはずもない…それどころか半年ほど前(守尾の葬儀)で顔を合わせたことでさえ忘れている始末。

そしてついにすみれと顔を合わせる…しかしやはりすみれも、そこにいるはずのない人間(紫門暖)に気づくことはなかった。

真海はシンガポールで投資家をしているというネットでも話題の人物となっていた…そんな真海が「なぜ日本に来たのか?」と尋ねられると迷わず校答えるだろう…「長年の夢(自分をハメた奴らへの復讐)を叶えるため」と。

真海は幸男とすみれに「そういえば週末に私の別荘でちょっとしたパーティを企画してまして…」と二人を誘い、別荘の住所などが書かれた招待状を渡した。

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海は神奈川県のある別荘を神楽が経営する「神楽エステート」という不動産会社から購入し、神楽も「この別荘でパーティをするんですが、是非いらしてください…各界の名士に参加頂こうと思っています」と真海は誘いだす。

神楽は「スケジュール確認してお返事します」とは答えるが、神楽が各界の名士が参加すると聞いてカネの匂いがプンプンする場所に参加しないわけがなかった。

そしてこの時神楽もすでに留美という女性と結婚を果たしていたので、神楽は妻・留美と二人で「モンテ・クリスト・真海」が企画する「地獄のパーティ」に参加することになる。

あとは入間公平だが瑛理奈という女性と結婚をしていた…瑛理奈はなかなかのセレブ生活を送る中でジムに通い汗を流していたが、運動を終え車で帰宅しようとしてると何かのアレルギー症状のような発作が起き始め、放っておくと死んでしまいそうな勢いだ。

しかし真海がその場を通りかかり、瑛理奈の命を助けることとなった…瑛理奈はそば粉アレルギーだったが、なぜか突然その症状が起き始めてしまったんだという。

瑛理奈は命の恩人の真海を入間邸へ招き入れる…入間は再婚で前妻との間に娘・未蘭がいた。

一方で瑛理奈との間にも息子・瑛人がいたが、未蘭とは年も離れすぎているせいか(未蘭はすでに大学院生で、瑛人はまだ幼稚園生)仲はすこぶる悪い様子。

そこに入間公平が帰宅してきて真海と顔を合わせる…が、入間でも真海が柴門暖だとは気づくことはなかった。

 

間は瑛理奈が突然アレルギーの発作が現れたことや不自然な点が多いことから、真海のことを怪しみ始めるのだった…それでも瑛理奈に「ここは警察じゃないのよ。尋問みたいなことは止めて」と注意され、それをきっかけに次第に入間の警戒は解かれていくことになる。

そして真海という男の身元が「シンガポールの投資家で大富豪」だと知った入間は、手の平を返したように明るく真海に接し酒を勧め心を開いていく。

そしてついに真海が「週末に別荘でパーティを行うんですが、瑛理奈さんと一緒に来てください」と入間を誘うが、仕事柄そういった身分がわからない人たちの集まりには参加できないんだと断わってきた。

すると深海も「身元のしっかりした方ばかりですよ。反社会勢力に属する人は誰もいません…例えば神楽エステートの神楽夫妻とか」と言うと、一瞬入間は顔を歪めるが「ちょうど今仕事が立て込んでる」とやはり断わられてしまう。

しかし真海も「いちおう招待状はお渡ししても良いですか…もし、ご都合がつけば」となかば強引に招待状だけは渡すことができる。

しかし入間は真海がその場を後にすると招待状をあっさり破り捨ててしまう…入間は一度破り捨てた招待状を見直し、別荘の住所を見て顔を歪めていた。

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海は復讐の火に燃えながらも、以前の恩だけは忘れていない…時より下働きする側になってしまった信一郎のもとに顔を出し「生きることに挫けてはいないか」と、今は亡き守尾社長の代わりとは言えないが見守り続けていた。

一方で料理研究家として活躍していたすみれは、幸男のマネージャーである愛梨に管理させていた翌日入稿の料理データが破損して急遽同じ料理を作り直さなければいけなくなってしまい、それがパーティ当日だったため不参加を余儀なくされた。

かくして真海によって集められた別荘でのホームパーティという名の「柴門暖の復讐・序章」がスタートした。

別荘に到着した神楽夫妻だったが、神楽の妻・留美は「この別荘なの…私帰る」と何かに怯えた様子でまごついている…それでも無理やり留美を連れなかに入る神楽。

神楽たちが最後に到着したお客のようで、まず神楽には俳優の南条幸男が紹介され二人は驚いていたが幸男が「初めまして」と言ったため初対面ということになる。

そして次に神楽に紹介されたのが、警視庁刑事部長の入間公平とその妻・瑛理奈だった。

入間は薄気味悪い笑みを浮かべながら神楽と留美に挨拶するが、留美が入間のことを見る目が明らかにおかしい…ちなみに入間と留美は初対面…というアイコンタクトで初対面という設定にした二人には、実は葬り去りたい闇の過去があるのだが。

真海は「私がご友人になりたいと思った方々にお声を掛けさせていただきました」と言う…駒は揃った。

 

間と留美は22年前この別荘で赤ん坊を遺棄したことがある…赤ん坊とは留美がこの別荘で産んだばかりの新生児で、その子を取り上げてからそのままダンボールに入れ、別荘の庭に埋めたのが入間だったのだ。

真海はその全てを知っていた…が、そんな恐ろしい事実があったことなんて知らないパーティに参加したメンバーは、美味しい料理に囲まれながら談笑している。

おそらく入間がこのパーティに参加した理由は、遺棄した新生児の骨はどうなったのかを確認するためだったのではないだろうか…そして真海は庭が見下ろせるテラスへとみなを誘導した。

すると手入れのため土を掘り起こすと庭にあるマリア像の下から、赤ん坊のような細い骨が見つかったが「おそらく人の骨ではなく、子犬の骨などではないか…燃えるゴミの日に捨てました」と真海は鼻で笑うように言った。

留美は、自分の腹を痛めて産んだ子(どう仕様もない理由で遺棄はしたが…)の骨が燃えるゴミ扱いされたことでショックを受けてしまい、「私、気分が優れないのでお先に失礼します」とその場から逃げようとしたところで、真海が「(パーティを)お開きにしましょう、今日のところは」ととりあえず悪魔のような対面を終えることができた。

しかしその晩、留美は入間と個人的にコンタクトを取り二人は密会をする…留美は「怖くて…こんなこと話せるのはあなただから」と不安を隠せない様子だ。

一方で入間の方は「もう忘れなさい…俺はもう忘れた」と冷たい言葉で留美のことをつきはなし、「今後は個人的に近づくことは控えてほしい」と念をおすと、留美は「わかってます!」と言いながらも、観念したようにその場を後にした。

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男の家ではすみれが帰宅すると一通のFAXが届く…そこには「人殺し」と書いてあり、幸男は何を焦っているのかすみれには隠していた(幸男には罪の意識がるのだろうか?)。

その頃、真海のもとに一人の女性がやって来る…それはなんと幸男のマネージャーである愛梨だった。

実は愛梨は真海の計画が円滑に進むように、工作員として色々と動いている真海が送り込んだスパイだった…明日花を海難事故に遭わせ、真海が命の恩人となったのも愛梨の工作で、はたまたパーティにすみれが参加できないように仕向けたのも愛梨の仕業。

そして入間の妻・瑛理奈がジムでの運動後、持参した水筒ボトルで水分補給することを知っていた真海は、その水筒にあらかじめ愛梨にそば粉を入れさせ、瑛理奈にアレルギー症状が出ることを知っていた真海が助け、今度は瑛理奈の命の恩人となった。

そのおかげで愛娘を救ってもらい気を良くした幸男に近づくことができ、妻のことを救ったことで警戒心の強い入間にも近づくことができたのだ。

しかし真海の計画や素性を知っている様子の愛梨は「こんな回りくどいことをする必要あるんですか?」と不満気だったが、真海は「殺すなんて簡単過ぎる…本当の不幸とは、壊されること…大切なものを…すべて」だと語った。

 

海はまず神楽夫妻をターゲットにすることに…神楽はある政治家とパイプを持ち、その政治家の紹介で当時銀座でホステスをしていた留美と結婚していた。

野心家である神楽はその政治家から信頼を得て、国有地の開発プロジェクトの情報を引き出していた…それは競合会社の「五蓉不動産」が国有地プロジェクトに参入するつもりらしいという情報。

一方で、真海は留美に接触し神楽にテナントの相談に来たと言って、店を出すのは自らのアパレルブランドを立ち上げようとしている安堂完治だと、連れてきた青年を留美に紹介した。

留美は素直で明るい安堂を気に入った様子で、夢の実現を語るが「今は出資者を集めることで手一杯」だという安藤に、神楽に頼んでテナントなどの件は力になりたいと留美は告げるのだった。

安堂は親に捨てられ養護施設で育った苦労人だったが、実情は借金まみれでチンピラには「必ず返しますから…ハンパない金づる見つけたんで」と悪知恵を働かせようと企む若者だった。

しかし真海は安堂のことを「彼は私にとって無くてはならない存在なんだよ…私のために生まれてきた人間だ」と意味深にささやいていた。

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間の娘である・未蘭は、入間が強引に決めた婚約者である外務省に勤めていてマレーシアに駐在している出口文矢がもうすぐ日本に帰ってくるという…それを聞いた入間は「出口くんが帰ってきたらすぐに結婚式だ」と娘のめでたい日が近づきご機嫌だ。

しかし未蘭は入間の顔をうかがいながら、「でも、結婚は(まだしたくない)…」と否定的…未蘭が苦し紛れに「お祖父様にもまだ話してないし」と言うと、入間は渋い表情を見せる。

お祖父様とは貞吉のことで、この時貞吉はほとんど言葉も話せない寝たきりの介護状態で、入間が引取り面倒を見ていた。

入間と未蘭は貞吉がいる部屋に入り、未蘭の結婚を報告するが、貞吉は言葉が話せないでいる…すると未蘭が「反対ですって…私にはお祖父様の考えていることがわかるんです」と言う。

しかし入間は鼻で笑いながら「そんなことわかるはずがないだろう…だいたい孫の幸せを喜ばないわけがない。ねぇ、お父さん」と言いながら、部屋を出ていった。

入間が部屋を出ていたことを確認した未蘭は、言葉の話せない貞吉に「ごめんなさい、勝手なこと言って…」と泣きついた…それと同時に貞吉は未蘭の気持ちを汲み取ったようにも見える。

しかし未蘭は「私は結婚しないといけない」と決心する…未蘭は大学で海洋生物学の研究をしているらしく、個人的にダボハゼのメスを飼育していた。

未蘭は結婚したらそれもできなくなるんだと思い、最後に一度くらい恋させてあげようと考え、市場にダボハゼのオスを探しに来ていた。

未蘭はひょんなことから市場で信一郎と出会い、未蘭は「私、結婚するんです…だから今飼ってるダボハゼのメスに、一回くらい恋してほしいなと思って、ダボハゼのオスを探してました」と言った。

通常だと意味不明な女性だと感じてしまうような発言だったが、信一郎はそれにも「今度釣っておきおきますよ」と誠実に答える。

すると未蘭が今度は「私、結婚するんです」と言って、突然涙を流した。

信一郎はその涙の意味は理解できなかったが、未蘭が何か悲しい気持ちになっていることだけは汲み取ることができた…そしてそのまま帰ってしまおうとする未蘭に「大丈夫ですよ!…奇跡は起きます」と信一郎は何の根拠もなかったが叫ぶと、少し未蘭の心は救われたように軽くなっていた。

未蘭が帰宅すると、貞吉のもとに弁護士が来ており「入間貞吉様の遺言書について変更がありましたので、お伝えします」と家族が集められる。

弁護士によると、貞吉の資産は30億円でそれを息子・公平と、孫・未蘭と、孫・瑛人に均等に譲り渡すことにする。

ここまでは以前と変わりはないが、続きがあり「ただし、入間未蘭が出口文矢氏と結婚をした場合、遺産はすべて寄付する」と変更があった…これは未蘭の結婚を阻止するため貞吉が打った策だった。

未蘭は歓喜し「ありがとう、お祖父様」と貞吉の胸に飛び込む一方で、入間は頭を抱えイラだっていた。

 

男のもとにも真海は「復讐」という魔の手を伸ばそうとする。

幸男のところに愛梨を向かわせ、南条幸男&すみれ夫妻に五蓉不動産のCM依頼が来ていることを伝える…その際幸男には先日自宅に送られてきた「(中国語で)人殺し」というFAXの内容を気にしている様子だ。

しかも幸男には香港に住んでいたことがあり、その「人殺し」というメッセージに何か思い当たることがあるような雰囲気…そして愛梨も香港に住んでいたことがあるようだ。

それにしても、真海はすみれとだけは接触することを避けているようにしか見えない…やはり捨てきれていない何かがあるのだろうか。

一方で、すみれも娘の明日花から真海のことを聞くたびに、紫門暖を思い出させられるワードを聞いて「もしかして…」が頭をよぎるのだった。

結局幸男は五蓉不動産のCMの仕事を受け、それを知った神楽が幸男のもとを訪れてくる。

神楽はやはり幸男に「五蓉不動産のCMには出演しないでほしい」と頼むが、幸男はその頼みを突っぱね二人は喧嘩ムード…しかし神楽が引くカタチとなってその場を後にした。

そのまま神楽は真海の別荘で留美の口利きもあり安藤の事業計画を聞く予定となっていたが、安堂の事業計画を聞く前に「お力にはなれません」とあっさり断ってしまう。

神楽の様子の異変に真海が「何かありましたか?」と神楽が幸男と衝突したであろうことを知りながら尋ねる。

真海は神楽をテラスに案内し二人で酒を酌み交わしながら談笑する…そして真海は幸男がアジア圏(香港)で活躍していたときに「なんだかとある組織と関わりを持っていたとか…」と神楽と幸男が衝突するように遠回しに促していた。

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美は事業計画を話すことなく神楽に断られてしまい、安堂の落ち込んでいる様子を見て安堂の夢をどうしても応援したいと考え、仮想通貨売買を覚えて安藤に資金援助をしようとしていた。

が、実はそれも真海の罠で、留美が家のお金で1000万円の大勝負に出るが、真海が所有していた仮想通貨が売りに出されてしまい完全に大暴落して、留美は大損する。

困った留美は入間から「個人的な連絡は控えるように」言われていたにも関わらず頼るところは入間しかいなかったようで、入間に連絡して呼び出し「あなたしかいないの…お金を貸してほしいの…300万円…お願いします」と頭を深く下げた。

どうにか300万円を入間から借りることができた留美は帰宅すると、神楽から家のお金から1000万円の出金していたことを指摘される。

そして神楽は「それで泣きついたのか?入間公平に…昔の愛人(入間)だってことも知ってる。政治家の紹介でお前(留美)と結婚した時、過去のこと全部調べたから」と人のことを見下すような口ぶりで留美に言った。

留美は唖然としていると、神楽は「別にお前がどこの誰と何しようが気にしねぇよ…この金はお前が元愛人から貢いでもらった金だから好きに使いなよ…でもよぉ、二度と俺の金に手出すんじゃねぇぞ!コノヤロー!」と留美に対して罵倒する。

留美はついに糸が切れてしまい家を飛び出し、安藤と密会して「無理したいの、安堂くんのために…それが今の私にとって一番の幸せだから…」と留美は決死の想いを告げ300万を手渡した。

その様子を遠くから監視していた愛梨が、そのことを例の別荘にいる真海に「無事に安堂完治と神楽留美が繋がりました」と報告する。

一方神楽は留美のことなどそっちのけで、頭の中は「五蓉不動産」との対決のことで頭がいっぱい…そんな中、幸男とすみれが揃って「五洋不動産」の新CM出演が決定したというニュースが流れる。

神楽は自分の秘書を香港に向かわせ、南条幸男の過去(特に裏社会との繋がり)を徹底的に調べさせるのだった。

 

梨は「なぜあの男(安藤完治)を?」とおもむろに質問…すると真海はこの別荘で起きた、ある出来事について語りだした。

昔、警察幹部の男とその愛人が子供を産むが、残念ながら「死産」で庭に埋められたことがあるんだという。

その後、警察幹部の男は本妻との間に娘が生まれ、愛人は失意の中、銀座のホステスとして働くのだ…そして愛人だった女は大物政治家の口利きで、野心に満ちた不動産会社の社長と結婚させられた。

真海は二人(入間と留美)のストーリーを話し終えると、「もしも、死んだはずの我が子と再会できたら、その女はどう思うだろうなぁ」と安堂という青年の正体をほのめかすように言った。

そして真海は「(DNA鑑定の結果)神楽留美と安堂完治は間違いなく親子だ…二人はいずれ歪な関係を築くことになる。もちろん父親(入間)もな」と恐怖の事実を明かす。

その頃、留美と安堂はホテルのベッドで抱き合いながら、男女の関係になっていた。

こうして二人は親子で体の関係を持ち、留美は若い男の子に恋をしてご機嫌な様子で帰宅し、神楽にも「昨日はごめんね」と朝ごはんの支度まですませるのだ。

一方で安堂はホテルに残り、若い女を呼びつけ留美から受け取った金で豪遊しようとしていた。

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海が次に「復讐」の伏線を貼るのは、入間(公平)家だった。

実は未蘭の婚約者・出口と真海は知人だったようで…しかも出口がこんなに早く帰国できたのは、真海が外務省やマレーシア政府にまで手を回したせいだという。

そのお礼に真海は「未蘭さんのお祖父様、入間貞吉さんを殺していただけませんか?」と不吉な発言をする。

真海は「冗談ですよ」と笑いながら言うと場は明るくなったものの、まんざらではない様子で「現在、入間家では貞吉さんの遺産相続に関して揉めているらしいのです…総額30億という金額ので」と入間家のピンチを促した。

一方で、未蘭は「結婚がなくなり」市場で出会った信一郎に惹かれ始め、そのことを伝えると信一郎も未蘭に好意を抱き始めているようだ。

ご機嫌で帰宅した未蘭だったが、家には婚約者・出口がいて入間は「遺産は諦めて、私は未蘭と結婚してほしいと思っている」と深く頭を下げる…それに対して出口は「最初から遺産が目当てで未蘭さんと結婚を決めたわけじゃありません」と固い決意を宣言する。

そんな未蘭は信一郎に対して「やっぱり結婚することになりました(もう会えませえん)」というメールを送った…信一郎はそのメールを読んで肩を落とし落ち込むのだった。

真海は出口を別荘で夕食に誘い、出口から未蘭との結婚についての話を聞く…そして真海は「結婚する前に入間貞吉を殺してしまえば、そうすれば遺産も手に入る。入間貞吉は過去に人を殺している悪人なので、罪悪感を持つ必要はありません」と言う…なんでも13年前に入間公平の前妻が毒殺で何物かに殺された…その犯人が入間貞吉なんだという。

さらに真海は出口が次、入間家に行く日を尋ね「その日私が入間夫妻を外におびき出します…警察幹部の入間公平が自宅で事件が起きたとは認めるはずがない…必ずコトは穏便に進むでしょう」と悪魔のような誘惑の言葉を口にした。

真海は入間夫妻に「出口文矢さんのことで話したいことがある」とうまいこと誘い出し、そして真海は「これを出しておいてくれ」と一通の手紙を愛梨に渡すのだ。

 

間家に出口が訪れた日、入間夫妻は真海の別荘にまんまとおびき出され食事を楽しんでいた…その頃入間家では出口が入間家の配置や貞吉がいる部屋の様子を気にしていた。

そんな中、ダボハゼのオスを持って来たと信一郎が入間家を訪れてきたので、未蘭は一度外に出た…出口は今しかないとばかりに貞吉の部屋へ向かった。

信一郎は未蘭と会うと「未蘭さんは結婚することを嫌なんですよね…僕じゃダメですか?」と意を決して想いを伝える。

未蘭は「昔、母が亡くなった時に私の家庭教師の先生が心の支えになってくれたんです。そして父(入間)と家庭教師の先生は私のことを考えて、その後結婚しました(つまり、家庭教師の先生=瑛理奈)。だから私だけ勝手なことはできないんです」と言って、信一郎の告白を断わり家に戻っていく。

するとリビングにいた出口の姿が見えない…未蘭が家の中をくまなく探していると、貞吉の部屋の扉が開いているのを見つけ部屋で倒れていたのは、入間貞吉…ではなく口から泡を吹いた出口の方だった。

貞吉は今までどおり介護用ベッドに横たわり、寝たきり状態のままだ…そして出口は入間がひいきにしている病院に搬送されるが、間もなく息を引き取ることになる。

担当医師曰く出口は13年前、亡くなってしまった前妻と同じような症状だという(つまり毒殺?)…しかし入間は真海が思ったとおり、自分の自宅で事件が起こるなど言語道断だと言わんばかりにこのコトを事件性にはセずに隠蔽してしまうのだった。

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口に毒を盛った犯人は入間の現在の妻・瑛理奈だった…実は13年前、邪魔になった本妻を毒殺し未蘭を口実に入間と結婚を果たし長男まで生んでいた。

そして遺産30億のうち、10億は自分が生んだ息子に入るということだったが、今回未蘭と出口が結婚するとその遺産は全て寄付されてしまう…焦る瑛理奈。

そんな時、真海が出口を装い瑛理奈に手紙を送っていたのだが、内容が「13年前の事は知っている。バラされたくなければ、貞吉を殺せ」というものだった。

瑛理奈からすれば出口を始末すれば、この脅迫もなくなるし未蘭の結婚もなくなり遺産相続権は継続できる…つまり一石二鳥。

真海は出口を殺したわけではなくこの手紙を送ったことで、「私はあの呪われた家(入間家)に住む悪魔を目覚めさせただけだ」と言う…さらに真海は「これで入間家は崩れ去る…最愛の息子(瑛人)に全ての遺産を残すために、悪魔は必ず壊すはずだ。入間公平の一番の宝物を…」と入間家の崩壊を淡々と語るのだった。

それにしても真海はやはりすみれとは距離をおくようにしていたが、愛梨は真海の目的が「あの男たち(幸男・神楽・入間)に復讐することなのか」、それとも「すみれを取り戻したいのか」と疑問に思っていた。

愛梨は真海に「愛していたんですよね?南条すみれのことを」と面と向かって聞かれ胸の中が熱くなり、つい愛梨の首を締めるのだった…それに対して愛梨は「構いません、真海さんになら殺されても…でも、私に代わって必ず南条幸男を殺してください!」と言う。

その言葉で我に返った真海は首を締めていた手の力を緩め「次は南条幸男の番だ…彼が抱え込んでしまった悪魔はもちろん君だよ、愛梨」と話す。

すると愛梨は「いいんですね?あの男の一番の宝物を壊しても」と真海に聞くと、「あぁ、すみれ(のことは恨んではいないが)はもう死んだ(と思うようにした)んだ」と愛梨の耳元で囁いた。

 

海の復讐により無関係の人間が死に追い込まれてしまった…しかし、その犠牲は入間家の崩壊を狙ってのもので、真海からすれば想定内のことだ。

さらに真海の怒りはついに幸男に向けられることに…一方で国有地プロジェクトの競合会社のCMに「南条幸男」が出演することで、イメージアップをはかられ怒りを貯め込む神楽にも真海は、幸男の忌まわしき過去の情報を教え幸男のことを調べさせていた。

どうやら二人をぶつけるつもりらしい。

そこで幸男の過去が徐々に明らかになってくる…幸男がまだ無名だった13年前、香港に渡り俳優活動をしながら有名俳優だったショーン・リーの付き人をしていた。

しかしその当時ショーン・リー一家が失踪してしまうという事件が起きていた…それが十数年の時が経ち、香港のタブロイド紙が「ショーン・リー家族は裏組織ヴァンパに殺害された」という新証言を掲載する。

ヴァンパというのは香港マフィアのようなもので、幸男はその組織に多額の借金をしていた…そしてショーン・リー家族が留守中に家の中にヴァンパの連中を招き入れ、宝飾品などを盗み出すことで借金をチャラにしようとしたのだ。

しかしそこにショーンたちが帰宅し、ヴァンパのメンバーは夫婦を殴り倒し惨殺してしまった…事件の真相を知るものはその場にいたヴァンパのメンバーと幸男、そして両親を目の前で殺害されてしまったショーン・リーの娘。

その娘というのが実は愛梨なのだ…愛梨の本名はエデルヴァといって、両親が殺害されてしまった現場でヴァンパのメンバーに捕まってしまい、人身売買で売り飛ばされ一人の男が買い取った…その男というのが真海だった。

ショーン・リー一家失踪事件の記事は真海が裏で手を回したものだが、幸男の弱点を探る神楽ももちろん食らいついていた。

そんな中、幸男のもとにヴァンパの男たちが姿を現し「事件の真相を知っているのは、あの現場にいたヤツだけだ…警察にリークしたな」と幸男のことを疑っているが、すっかり人身売買した娘のことは忘れているようだ。

男たちは裏切り者を始末しに来たようだったが、幸男は「リークなんてするはずがない」と否定し、さらに自宅に「人殺し」と脅しのような言葉が書かれたFAXが送られたことを男たちに話すと、最近香港で幸男の過去について嗅ぎ回る人間がいたと教えられる。

それは神楽の秘書・牛山直紀で、男たちは牛山の動きを止めるよう幸男に命令する…そして「止めなければ、お前の家族も(ショーン・リー一家と)同じような目に合うぞ」と幸男のことを脅すと、男たちはその場を立ち去った。

幸男は神楽エステートに乗り込み、神楽に「これ以上、この件に深く関わろうとするな」忠告する…それが逆に神楽の心に火をつけてしまう…神楽は「(南条幸男が)ある組織と関わりを持っていた」という情報源である真海にアポイントを取り会うことになる。

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海に幸男が裏組織とつながっていたというのは「ショーン・リー一家失踪事件」のことだと詰め寄る神楽…真海は神楽が国有地プロジェクトの競合会社のCMに出演している幸男を失墜させ、競合会社のイメージダウンを狙っていると察しをつける。

それでも真海は「友人は裏切れません」と情報提供に断りはするものの、「ショーン・リー一家失踪事件」について香港警察が調査したデータを別荘内で保管しているんだという…神楽は「何でそんな物がここに?」という質問にも真海は「私の仕事は情報が全てですので」と不気味な笑みを見せていた。

通常であれば「そんなものがあるはずがない」と気づくはずだが、神楽は必死になるあまり平常心を失ってしまっていいた…それが真海の罠だとは思わずに。

神楽はそのデータ内容がどうしても知りたかったので、真海の別荘に忍び込みそのデータの写真を撮ってくることを企てる…そして、そんな汚い仕事をする人間は神楽にとって一人しかいない。

それは浜浦町時代の先輩である地上げ屋・寺角塁だ。

寺門は過去に盗みで刑務所にも入っていたこともあってその仕事をあっさり引き受けるが、そうは言っても真海邸をしっかり下見する…そこで寺門はどこかで見た顔を思い出す。

それは柴門暖…ではなく安堂完治だった。

 

堂は2年ほど前まで刑務所にいた前科者で、現在もヤミ金業者から多額の借金をするゴロツキ…寺門とは刑務所時代からの顔見知りだ。

寺門はそんな安堂に接触し、真海邸にコソ泥をしようと持ちかけるが、安堂は「ふざけるな、お前みたいな奴と誰が組むか!」と一蹴するが、闇金業者に「金を返せ」と脅され結局寺門と組んで盗みに入ることにした。

そんな中、すべてを知っている真海は留美を呼び出し「安堂完治」という青年が詐欺師まがいの男だったと報告し、安堂の生い立ちを話すと留美は安堂が自分の腹を痛めて産んだ子だったと気づくのだ。

留美は実の息子と男女関係になってしまったことで絶望すると真海は思っていたが、留美は(息子が生きていたことで)嬉しそうな表情を浮かべる。

そんな留美を見た真海は機転を利かせ言葉巧みに「安堂は現在、寺門という窃盗の常習犯の男と行動を共にしています。このままだと安堂が刑務所に戻るのは時間の問題でしょう」と伝え、留美に止めに入るよう促した。

留美は自分の息子にそんなことはさせまいと真海邸に忍び込んだ安堂に「こんなことしちゃダメ。借金を返すため私のこともダマそうとしてたこともわかってる」と言うと、安堂は開き直り「俺に惚れたあんたが勝手に貢いだだけだろ?腐ったババアを抱いてやったんだから感謝しろよ!」と暴言を浴びせる。

それでも留美は安堂の心に寄り添おうとし「あなたの夢(服飾をデザインしてお店を出す)は嘘じゃないよね?これからは私が安堂くんのことを守ってあげる」と安堂のことを抱きしめた。

そこで寺門がこっそり二人に近づき後ろから殴りかかり、留美は頭から血を流し倒れてしまった…安堂は唯一自分のことを認めてくれる言葉をかけてくれた留美に対して、喜びを感じ留美に心を許し始めていた。

そんな中、留美のことを襲おうとする寺角を必死で止めようとする安堂…結局寺門と安堂は揉み合いになり、最終的に安堂が寺角をその辺に落ちていたロッドで刺してしまう。

この時寺門の息はまだあったが、留美は「こういう時は、埋めるのよ」と提案をする…そして真海はその様子の一部始終を別荘の物陰から見ていた。

埋められた寺門にはまだ息があり真海が埋められた寺門に近づくと、寺門は「た、助けてくれ」とSOSを出すが、真海も予想していなかった出来事だったらしく「まさかの結末だ」と口にする…が真海は寺門に「柴門暖が無実の罪だと知ってしながら何もしなかったこと」と「自分の利益だけのために(地上げ屋)、母を孤独死に追いやったこと」を追求し、最後に「俺は柴門暖だ」と言う。

真海は自分の正体を明かすと寺門の顔に完全に土をかぶせ、「これでまず一人」と柴門暖の「復讐」という序章を終えた。

翌朝、留美は神楽エステートに顔を出すが、その顔はアザだらけ…そして神楽に「お金頂戴。私は私の人生生きてみることにした…もしくれないなら、あなたが何度もやってきた政治家への収賄バラす」と脅しをかけ、不気味な高笑いをする。

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間家では、未蘭の婚約者である出口氏が亡くなってしまったことで、貞吉の遺産30億の行方も振り出しに戻っていた。

そんな中、未蘭が仲良くしているという信一郎が入間邸を訪ねてくるが、入間は「出口くんが亡くなったばかりなんだぞ…彼とはもう会うな!どうせ彼はお前を受け入れない」と未蘭に言う。

未蘭は家を飛び出してしまう…向かった先は信一郎が働く市場だったが、信一郎はあいにくの不在。

それでも未蘭は信一郎のことを知るため、職場の人にも信一郎についての情報を聞いていると、信一郎の父が経営していた守尾漁業に「テロ組織・ククメット」のメンバーが見つかるという事件があり、それ以来守尾漁業は信用を無くしてしまい最終的には潰れてしまったと耳にする。

未蘭は「ククメット」という名前に聞き覚えがあった…それはかつて未蘭の父である公平が、過去に大きな事件を解決した時に渡された表彰状に書かれていた名前と同じだったのだ。

未蘭は信一郎がいるという港に行くが、信一郎には声をかけず遠くからお辞儀をしてその場を立ち去ろうとする…しかしそんな未蘭に気づいた信一郎は、未蘭のことを呼び止める。

その頃、入間家では自分の息子・瑛人に遺産を相続させたい瑛理奈は「未蘭に好きな人(信一郎)ができたみたい…だから準備を色々急がなきゃ」と毒の入った赤い小瓶を見つめていた。

入間家の悪魔がまたも静かに動き出そうとしていた…そしてそれは真海の思惑通りでもあったのだ。

一方で、南条家にはヴァンパの男たちが乗りこんできて、幸男の目の前ですみれが人質に取られてしまうのだった。

ヴァンパの連中は、事件の真相をリークした人間がエデルヴァ(愛梨)ではないかと気づいていた…そしてエデルヴァは半年ほど前に人身売買で買い取られた…エデルヴァを買い取った男は日本語を話していたという。

ヴァンパのリーダー格の男は幸男に「お前、誰かに狙われてるだろ?自分で見つけろ…その後の始末はこちらでしてやる。夕方まで時間をやる、それまでに見つけないと綺麗な奥さん(すみれ)と可愛い娘(明日花)がどうなるかはわかるな」と忠告され、幸男は自分のことを恨んでいると考えられる神楽のもとへ向かった。

 

海は幸男よりも早く行動を起こし神楽エステートまで赴き「安堂完治が詐欺師だった…しょうもない男を紹介してしまい申し訳ない」と神楽に頭を下げた。

神楽は「そのことは留美も知ってるんですか?」と尋ねると、真海は「留美さんはそのことを知った上で、彼のことを助けようとしているようです…お詫びに良い情報を一つ提供しましょう」と言って、近い内に幸男がショーン・リー一家失踪事件に関わっていたことが明らかになることを伝える。

幸男が事件と関わっていることが報道されれば、競合不動産会社のCMに出演しているので相当なイメージダウンとなる…真海は「これで国有地はあなたのものですね」と神楽の耳元で囁いて、その場を後にする…一方で留美は安堂が借金しているヤミ金業者に安堂とともに行き、700万超もの大金を一気に支払っていた。

その後、幸男が神楽エステートにやってきて、すぐに神楽に掴みかかり「俺を潰そうとしてんだろ!答えろよ!」と怒号を上げる…すると神楽は「幸男、お前ヤバい奴に狙われてんだよ…真海だよ、お前のこと調べ上げてるから。あいつはお前のことを潰すために近づいてきたんだよ」と貴重な情報源を幸男に教える。

幸男はそれを聞くなり真海の別荘へ急ぐが、神楽にとって邪魔なのは南条幸男だけのはずなのに幸男にとって有益な情報を教えたのは、神楽が幸男と真海をぶつけようと企んでいたからだ…それは神楽は(真海は)いずれ俺のことも潰しに来る」と感じていたからだ。

それは何の根拠もないことだったが、神楽の「元漁師の勘」だという。

幸男が真海の別荘に着くと、ショーンの家にあった翡翠の置物が置いてあるのを見つける…幸男はエデルヴァを買い取った男が真海だと確信したところで真海が現れた。

幸男は真海に「あんた一体何物なんだよ…俺にどんな恨みがあるっていうんだよ!」と食ってかかるが、真海は鼻で笑い「南条さん、僕はあなたの友人ですよ」と冷静に答える。

そうしている間にも幸男がヴァンパに言われた時間は刻々と迫っていた…まだ真海との話はついていなかったが、幸男はすみれたちが人質となっていたのでとりあえずその場を立ち去った。

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堂たちが殺した寺角の死体が「匿名(真海)の通報」で見つかる…警察では犯人の行方を追っていたが、入間は寺門の出身地が浜浦町ということと真海の別荘近くの林に死体が埋められていたことで、入間の「刑事の勘」が働き柴門暖の死亡報告書を読み直していた。

すると、柴門暖の死亡報告書に「ファリア真海」という名前を見つける…入間はもしかしたら真海という男は、実は柴門暖で自分をハメた人間たちに復讐しようとしているのではないかと疑い始めるのだった。

一方で未蘭は「ククメットやラデル共和国」について調べていた…15年前、信一郎の父が経営していた守尾漁業で「テロ組織・ククメット」のメンバーが見つかるという事件があり、そのメンバーを捕まえたのが入間公平だったからだ。

未蘭は守尾漁業が潰れてしまったきっかけを作ったのが、自分の父なのだと信一郎に事件のことを話し謝った…しかし信一郎は「決めたんです…忘れることはできないけど、もうあの事件に縛られるのは止めようって。引きずってたら一生前に進めないですから」と前向きな言葉を言うと、未蘭は信一郎に対しての引け目がスッと消えていく。

そして入間家の悪魔が瑛理奈だと気づき始めていた貞吉は、自分の介護ヘルパーに探りをいれさせる…すると瑛理奈の所有する毒が入った小瓶までたどり着いた介護ヘルパーだったがそこを瑛理奈に見つかってしまい、貞吉が自分の悪巧みに気づいていることを悟るのだった。

瑛理奈は介護ヘルパーに「しばらく休みを取らせ(おそらく辞めさせた)たから、今後の貞吉の介護は全て自分がやる」と貞吉に進言する…何もすることができない貞吉はただただ目を泳がせ焦っていると、瑛理奈から悪魔の計画を聞かされることになる。

なんでも未蘭と信一郎がかけおち状態になり、貞吉が愛する自分の孫(未蘭)のことを失うまいと、未蘭を毒殺し同じ毒で貞吉も自殺…入間も貞吉のことを怪しんでいたし、何より入間にとって自宅で事件などあるはずがないと「本格的な捜査はなし」。

つまり瑛理奈の最終的な計画の結末は、「公平・瑛理奈・瑛人の三人で貞吉の遺産を引き継いで、仲良く暮らすこと」なんだという。

 

男がすみれたちのことを人質に取って待っている南条家に戻ると、幸男は「俺を狙っているのはモンテ・クリスト・真海だ…シンガポールの投資家で、今は日本に住んでいる。あの時の翡翠もあった…エデルヴァもヤツが掴んでる」とヴァンパのリーダー格の男に言うと、それを聞き納得して何条家を出ていった。

そしてようやくすみれは幸男に「誰なの?!あの人たち」と聞くと、幸男は香港での忌まわしい過去を話し始めた。

香港マフィア・ヴァンパから多額の借金をしたこと・付き人をしていた有名俳優の家から高価な翡翠を盗ませるため勝手に招き入れたこと・予定より早く帰ってきた俳優夫妻をヴァンパの連中が殺したこと・一部始終を知っている娘のエデルヴァのことなど、一連の真相をすみれには包み隠さず話し「今でも俺は後悔し続けてる」と幸男の本音も語った。

しかし今になって、事件の真相をバラし幸男を潰そうとしているヤツがいて、それが誰なのか突き止めるためにヴァンパは何条家を襲ってきたんだという。

すみれが「誰なの?」と聞くと、幸男は「真海だよ」と答えなぜ自分が狙われるのかわからないようだったが、すみれの頭の中には一人の男が連想することができた…それは真海が柴門暖で「私が暖のことを待てなかったからだ」と自責の念さえ感じていた。

そしてすみれは幸男が香港で犯した過去の罪とともに生きる覚悟を決めるのだった。

翌日、ベストパートナー賞2018が開催されるが、選ばれた幸男とすみれは授賞式に出席する…幸男はすでに会場入りしているが、すみれは用を足してから会場入りする予定らしい…その用というのが真海の別荘へ行き、自分の思いを伝えることだ。

すみれは真海の別荘を訪れると真海に向かって「暖なんでしょ?」と呼びかけ、「悪いのは幸男じゃなくて、あなたを待てなかった私なの」と言って涙を流す…それに対して真海は我慢しきれなくなり、「何もわかっていない…悪いのは全部幸男なんだ!」と怒りとともについ柴門暖の顔を出してしまう。

そして、暖はすみれに冤罪の真相の全てを語るのだった。

すみれは幸男のことを軽蔑しながらもベストパートナー賞の会場へ向かう…会場に到着したすみれは、まともに幸男の顔を見ることができない。

その頃、ヴァンパの男たちが真海の別荘に押し入り、リーダー格の男が真海に襲いかかろうとすると後ろからヴァンパの部下連中が殴り殺してしまった…実は真海はこの展開を予想していたようで、ヴァンパのメンバーを買収していたようだ。

幸男が暖のことを裏切り、暖から愛する人との幸せや時間を奪ったことを知ったすみれは、「ベストパートナー賞2018の授賞式」でコメントを求められると「私達は今日限りで離婚します」とお辞儀をする…マスコミ各社が唖然としていると記者たちのスマホにメールが一斉に届きだした。

その内容は「南条幸男が香港マフィアと手を組み、ショーン・リー一家を失踪させた犯人」だという内容の報道がされているというものだった…「ベストパートナー賞」という幸せな雰囲気は消え、会場は一気に幸男のことを責め立てる殺伐とした雰囲気になるのだった。

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男はマスコミの記者たちに質問責めにあい現場は騒然となるが、そんな中無言で会場を後にするすみれ…幸男はそんなすみれを追いかけ「どうゆうことなんだよ!」と聞くと、すみれはゆっくりと口を開く…「あなたが殺したのね…暖のことを」と言うと幸男を突き放し、走り去るのだった。

すみれは幸男との「別れ」の道を選択し、娘の明日花と二人で生きていく覚悟を決めたようだ。

そして報道によって幸男が潰れたことによって、特別な嗅覚を持つ神楽と入間の二人は「あいつ(柴門暖が)生きてる…ハメた俺たちに復讐するつもりだ」と疑心を確信に変える。

一方、幸男にとってすみれを失うことはすべてを失うことと等しい…そして暖のことを裏切ったのが自分だったとすみれにバレてしまったことで、幸男はすみれが戻ってこないことはもうわかっていた。

さらにマネージャーの愛梨から「新ドラマのオファーの取り消しやCM出演取り消しによる違約金が発生している」ことなど仕事に関する弊害を伝えられる…愛梨は「半年間ですが、お世話になりました。私も今日で南条さんのマネージャーを辞めさせていただきます」と告げる。

愛梨は幸男に最後に一つやってもらいたい仕事があると言う…それは「遺書を書くこと」だと伝えると、幸男は「えっ?」と自分の耳を疑うのだった。

すると愛梨は「私はエデルヴァよ」と正体を明かし、散々な人生を歩んできたことを語った…そんな酷い時間を過ごさせ、両親が殺されるきっかけを作った幸男に死んで詫びろというようだ。

そして愛梨は幸男の耳元で「人生のすべてに懺悔しろ」と囁くと、その場を立ち去った…そして幸男は愛梨の言う通り、遺書を書きすみれに最後の手紙を書き、自宅の中に縄をくくりつけ首を吊ってしまう。

その夜、真海の別荘に警察がやって来る…なんでも「寺角類殺人事件」の重要参考人として、真海のことを任意同行するつもりのようだ。

真海は「関係のない事件に巻き込まれるほど、怖いことはない」と言って任意同行を拒否するが、「しかし警視庁刑事部長・入間公平さんのお誘いであれば、いつでもお受けしますよ…あの方はとても信用できる」と皮肉を言って、その場での任意同行は断る。

その様子を警察の車内から入間が見ていて、真海に向けて「この国の警察を舐めるなよ」とつぶやいていた。

 

男をついに自殺するまで追い詰めることに成功した真海の復讐劇は終盤を迎えつつあった…だが、まだ幸男は生きていた。

幸男の娘・明日花の存在が愛梨を惑わせてしまい、幸男が死を迎える寸前で首を吊っていたロープを切り、復習するはずだった愛梨が幸男の命を助けるのだった。

それでも幸男は意識不明の状態で病院に入院中…しかし愛梨の行動に真海は憤慨し、愛梨のことを突き放し別荘から追い出してしまう。

真海は信頼していた愛梨に復讐を邪魔されたことで筋書きが変わり呆然としているところだったが、信一郎とバッタリと会い明るく語る信一郎の姿を見ているとどこか朗らかな気持ちになっていた。

しかし、そこで信一郎の交際相手が入間の愛娘・未蘭だということを知り、真海の表情が曇る…真海は「信一郎には幸せになってほしい」と願っていたが、入間家では瑛理奈という悪魔が動き出していることもわかっていたからだ。

入間家では未蘭が父の公平に信一郎のことを「会って認めてほしい」と頼むが、入間は完全に拒絶する…そんな中、真海が「伝説のファンドマネージャー」という過去の栄光を持つ貞吉を訪ねてくる。

するとそこで真海は貞吉からの情報で、瑛理奈が「翌日、未蘭を殺す」という未蘭毒殺計画を知ってしまうが、信一郎には幸せになってほしいと願う真海は、瑛理奈の計画を阻止しようとろくな説明もせずに「とにかくこれを持っててください」と瑛理奈が持つ毒の解毒剤を信一郎に渡した。

貞吉の目の前で、毒入りのレモネードを飲んでしまった未蘭は信一郎が入間邸に到着するなり倒れてしまう…そこで信一郎は真海から渡された解毒剤を未蘭に飲ませると、鼻血を流し口からは泡を吹き未蘭は病院に搬送される。

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楽は入間を呼び出し「南条幸男の自殺や寺角類殺害は真海の仕業だと話し、神楽は真海が自分と入間もターゲットにしていると告げた。

そして神楽は22年前、神楽の妻・留美と愛人関係だった男(入間公平)のことや、15年前テロ組織・ククメットの件で貞吉を助けたことなどを引き合いに出し、「これから警視総監になろうとしているお方に、余計な噂ははないほうが良い」などと脅し、その代りに真海のことをつぶしてほしいと頼むのだった。

入間は「真海は何者だと思う」と神楽に問うと、神楽の脳裏には共通の人物が浮かんでいたようで「あいつをもう一度殺してください」と言う…その男とはもちろん柴門暖のこと。

早速、入間は真海のことを呼び出し真海と話すために使う取調室は15年前に柴門暖を陥れた部屋だったが、入間はそこで「あなたが柴門暖なら全てつじつまが合う…私達に復讐するために戻ってきたんですよね?」と真海に尋ねた。

すると真海は「私はファリア真海の息子です…」と言葉巧みに、自分が脱獄囚であるということを隠し入間の言葉の上をいく…しかし入間は真海の指紋が採取することが、最初からの狙いだった…そしてその指紋を柴門暖のものと照合すると一致し、入間の作戦は見事成功する。

そんな中、寺角類殺害事件において遺体から犯人のものと思われる皮膚片が検出される…安堂完治のものだった。

入間は神楽から留美が「安堂完治という詐欺師と一緒にいるという情報を聞いていたので、留美に電話し「今、安堂完治と言う男と一緒か?殺人現場から安堂のDNAが出たからすぐに逮捕状が出る…すぐに離れろ、危険だ」と忠告を促す。

もちろん留美は安堂と行動を共にしていたが、入間からの情報を得て「安堂くん、警察に(殺人が)バレちゃったみたい」と二人で逃げようとしていた…ここまで安堂に世話を焼くのは、留美は安堂のことが実の息子だとわかっているからだろう。

 

間は真海の別荘までやってきて、真海の指紋を調べたと「死亡届が出されていた柴門暖とあなたの指紋が一致しました。ラデル共和国に強制送還させてもらいます…復讐ごっこは終わりだよ。お前の負けだ、柴門暖」とバカにするように高笑いをしてみせた。

すると真海は入間と留美の間に生まれた子供がまだ生きていること、その子供の名前が安堂完治であることを話し「昔、あなたが書類を差し替えたようにしてくれれば、このことは黙っておきますよ」と入間のことを脅し、その場で指紋照合の結果が書かれた用紙を燃やさせ、そのデータを外部に出さないように仕向ける。

その頃、神楽のもとには安堂との逃亡資金をせびりに留美が来ていた…そこに以前安堂に金を貸していたヤミ金業者が現れ大金が入ったアタッシュケースを持ってきた。

アタッシュケースを開け大金が見えた瞬間、留美はいくつかの札束を持ってその場から走り去ってしまう…神楽はどうやらハメられてしまったようで訪れてきたヤミ金業者の男たちに襲われてしまう。

しかもこれには神楽が一番信頼していた秘書の牛山直紀も関わっているようで…。

神楽が目を覚ますと見たこともない殺風景な部屋にいた…どうやら拉致監禁されてしまったようだ。

そこはかつて暖が収監されていた監獄の一室に、どこか似ている殺風景な倉庫の一室だった。

神楽はその部屋で倒れながら「真海なんだろ?わかってんだよ…ダン…柴門暖、出てこいよー!」とどこか狂ってしまったようにも見える。

そんな中、留美はレンタカーを借り二人で逃亡を試みるのだった。

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蘭が入間の口が効く病院に搬送され、入間は命と同じくらい大切な娘が倒れたと聞き駆けつけるが、未蘭はICUに入れられ面会謝絶状態…担当医師は「(未蘭は)予断を許さない状況で、脳神経に損傷が見られます…助かったとしても後遺症が残ると思ってください」と厳しい意見を入間にぶつける。

絶望に縁に立たされる入間…担当医師は「おそらく誰かが毒を飲ませたんです。警察に通報してください」と言うが、それでも入間は「この件は私に任せていただきたい」とこの後に及んでも事件沙汰にはしたくない様子。

そうしているとそこに信一郎が入ってきて「僕が未蘭さんに毒を飲ませたんです」と解毒剤を飲ませた瞬間未蘭が倒れてしまったから、真海が渡した液体が毒だと勘違いしているようだ。

信一郎は土下座して入間に謝るが、入間が簡単に許すはずもなく「どういうつもりだ」と真一郎に問い詰めると「未蘭さんを殺そうとしてるヤツがいるって聞いて…真海ってヤツからもらいました」と信一郎が答えると、入間は真海に恐怖さえ覚えてしまったような表情をした。

そしてその争いの一部始終を遠くから見ていた真海…全ては計画通りといったような顔で病院を立ち去っていく。

毒を盛った張本人の瑛理奈は瑛人の為、悪魔の道を進み続けるのだった。

一方で、意識が戻らない幸男…かと思ったら突然起き上がりすみれに襲いかかり「あいつのとこ行くぞ…暖ちゃんのとこだよ」と言って、すみれを連れ真海のところへ向かう。

そして真海の前に愛梨が姿を現し、特にやり取りはなかったが真海が「スープでも飲むか?一緒に…」と語りかけると愛梨は真海の優しさに触れボロボロと涙を流すのだった。

 

・・・最終回へ続く

最終回ネタバレ追記

ドラマ「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」最終回

海が信一朗に渡した薬を飲んだ直後、泡を吹き倒れてしまった未蘭は未だに昏睡したままで面会謝絶状態だった…信一朗は入間からも促され、真海の別荘を訪ねていた。

詰め寄る信一朗に、真海は「もうすぐ死んで償います…あなたにだけは幸せになってほしいと願っています」と詫びるが、信一郎の怒りはそう簡単には収まらず「俺は、絶対に許さない」と言い残し、真海の執事・土屋に無理やり真海の別荘から追い出されてしまう。

一方、入間家内では未蘭を排除し瑛理奈はいよいよ貞吉を殺害しようとするが、そこに入間が帰ってきてしまう。

すると貞吉はアイコンタクトで話があると入間に合図し、入間と二人きりになった貞吉は、真海が残していったボードを使って会話を始めた。

そこで入間の前妻や出口、そして未蘭に毒を盛ったのは瑛理奈だったことが判明する。

がしかし瑛人に「パパ、遊ぼう」と声をかけられてしまい、入間は今までの毒殺してきた犯人が瑛理奈だとわかっていながら問い詰めることはできなかった。

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庫に閉じ込められた神楽は、国有地売却の件で議員と自分に闇献金疑惑がかけられ東京地検特捜部が神楽エステート社長の神楽清の行方を追っていることを知る。

そうしていると安堂に金を貸していた闇金業者のボス・天野満が手下を連れて現れ、神楽に拷問を始める…それはかつて柴門暖がラデル共和国で受けたような過酷なものだった。

一方で、真海に会いに行こうとしていた幸男とすみれだったが、その道中で愛梨から明日花と一緒にいると連絡が入り自分に恨みを持つ愛梨と娘が一緒だと知った幸男は、すみれを明日香のもとに帰し単独で真海に会いに行くことに。

その頃、真海は入間と会っていた…入間が悪魔が瑛理奈だということに気づいたんだとわかった真海は「悪魔の勝利ですね。あなたの保身の為、犯行を続けることができたわけですから…」と入間のことを煽った上で、留美と安堂完治が一緒に逃げているという情報を教えてその場を立ち去った。

案の定入間は留美に連絡し「安堂完治と一緒なのか?どうしてだ!?」と聞くと、留美は「私たちの子供なの」意を決して言うが、入間も先日真海から聞かされて知っていたので落ち着いている…留美は「一度見殺しにした私たちの子を助けてほしい」と入間に頼む。

そして真海は柴門暖の母・恵が眠るお墓の前ですみれと再会する…すみれは「もうこれ以上の復讐はいいでしょ!」と苦し紛れに言うと、真海はもし復讐を止めるには一つだけ条件があると言う。

それは「私と結婚してください…すべてを投げ捨てて私を一緒になってください…二人だけで幸せになりましょう」と渾身の思いを込めてすみれに伝えた。

答えは今日でなくて、明日真海の別荘で開かれるという晩餐会内で聞かせてほしいとのことだ。

 

間が留美と安堂が一緒にいる廃墟ビルで密会することになり、そこで入間は安堂に「お前を助ける…お前は私と留美の息子だ…死んだと思っていたが、お前は生きていた」と安堂に真実を伝える。

入間は「お前を警察から海外に逃がす」と安堂に言うと、安堂は簡単に承諾してくれなかったが留美が心を込め母親らしい言葉をかけると素直になり、入間とともに車に乗り込み静岡県から船でフィリピンまで向かうという。

しかし埠頭に着くと入間は安堂のことを警棒で頭を殴り倒す…安堂の息はまだ残っていたが、生きたまま土の中に埋めてしまう。

入間が車で乗って行ってしまった後、真海の執事・土屋が安堂のことを助けに来た…真海は「留美と安堂が一緒にいる」ことを入間に教えた段階で、こうなることを予想していたようだ。

一方、幸男は真海の別荘に忍び込み、そこで偶然愛梨と遭遇する…幸男はワインを飲みながら真海の帰りを待つことにするが、油断した幸男のワインにしびれ薬を混入させ、幸男は拘束されてしまった。

その頃、すみれは真海=柴門暖からの申し出について考えていた。

そして神楽には柴門暖や暖の母・恵に対して「空腹」という一番苦しいことを与えたと責めると、神楽は「俺はお前に悪いこと何もしてない(暖をハメるよう策を提案し促したこと、母・恵を寺角類を使い「餓死」にまで追い込んだ)って」と訴える。

真海は「それが一番悪質なやり方だ!邪魔な者を人を使って蹴落とし、自分は罪の意識など忘れて平然と生きる…自分の手は一切汚さない…それが一番残酷なやり口だ」と神楽を怒り口調で責め立てる。

最後に天野が神楽の部屋に入ってきて、パンとスープのセットを持ってくる…しかしその値段はなんとセットで1000万だという。

以前、天野が神楽に融資した3000万が近くにあった…背に腹は代えられない神楽はそのセットを1000万で購入する。

これで神楽の破綻は確定した。

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美は安堂を逃したと信じ、入間と会っていた…しかし入間の嘘に気づいた留美が入間に食って掛かると、入間は「いいかげんにしろ!」と留美のことを突き飛ばして行ってしまう。

留美が絶望の淵に立たされていると、そこに真海がやって来て留美に一通の封筒を渡した…その中には寺角類殺害容疑がかかっている安堂完治と入間が、親子関係であるというDNA鑑定書が入っていた。

つまりこれで入間は殺人犯と血縁関係にあるという証拠で、そういったスキャンダラスな問題を避けてきた入間からすれば大失態なのだ…真海は「神の裁きを…」と天に祈りその場を立ち去った。

一方、入間家では瑛理奈のスマホに「入間公平には、神楽留美との間に安堂完治という22歳の隠し子がいる」というメールが届き気が気でない瑛理奈は入間に詰め寄る。

すると入間は「そうだよなぁ…せっかく未蘭を殺したのに、また遺産が減ることになるもんな」と大切な未蘭に毒を飲ませたのは瑛理奈だと責め、ついには「瑛人をおいて、とっととこの家から出て行け」と鬼の形相で瑛理奈を睨みつけながら出勤していく。

瑛理奈は入間の後ろ姿をただただ驚いた表情で見つめ、遺産目当てで毒殺していたことまでバレていたことに膝から崩れ落ち、目からはボロボロと涙が流れていた。

警察庁では「寺角類殺害捜査本部」の会見が行われ、容疑者として安堂完治の顔写真が公開される…がその会見場に留美が現れ「安堂完治の母です…そして彼の父は警察庁刑事部長・入間公平です」と飛び入りで伝え、しかも入間が死んだと思っている安堂が、静岡の病院で保護されていることを知った入間は驚愕にさらされることとなる。

これで入間公平は完全に奈落の底に落ちてしまうのだった。

 

堂完治のことを襲った犯人として警察に追われることをわかっていた入間は為す術が無くなってしまい、急いで自宅に戻り「早く荷物をまとめろ!」と逃げようと決意する…しかし瑛理奈は入間の出勤前にあんな風に言われたのに、どこか平然としている。

すると急に瑛理奈が口から吐血し、倒れてしまう…朝、入間から言われたことを受けショックで、持っていた毒を自分で服用して自害するのだ。

入間は未蘭のことや安堂完治のこと、瑛理奈・のことを追いつめてしまったことなどを考え、今までの人生すべてが「自分の保身のためだった」と真海によって気づかされると、頭がおかしくなって最終的には「医療刑務所(精神病のため)」に入ることになってしまう。

一方、面会謝絶状態が続く未蘭だったが、ICU前では信一郎が未蘭のことを心配してうなだれていた…すると「信一郎さん」と未蘭が元気な顔をしてICUから出てきた…そして二人は抱き合った。

そしてこの時やっと真海が信一郎に渡したのは解毒剤だったことを知る…さらに信一郎と未蘭の二人に一つの言葉を残していた・・・

Attendere e sperare(待て…しかして希望せよ)

と。

信一郎はその筆跡から「柴門暖」のことを思い浮かべ、守尾漁業の借金1億円にも同じような筆跡があったことを思い出す信一郎…真海は信一郎にだけは「本当に幸せになってほしい」と考えていたようだ。

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海の復讐もフィナーレを迎えようとしていた…別荘に戻った真海は灯油で床一面をビチャビチャにし「最後の晩餐会」を開く…参加者は拘束された南条幸男(愛梨によって)と神楽清(監禁場所から連れてこられた)、そして招かれていたすみれと主催者の真海=柴門暖の4人だ。

晩餐会が始まると真海は神楽や幸男に暖に対する確執を正直にすべて話させた…その上で真海はすみれと「すべてを投げ捨てて、私と一緒になるなら復讐は止める」と約束したことをその場にいる全員に教え、真海は「今ここで、その答えを言ってください」と言った。

そして真海=柴門暖は「すみれさん、あなたを必ず幸せにします。私と結婚してください」と声が震えながらだったが、真剣な表情でプロポーズする。

するとすみれは涙を流しながら「…はい、私は真海さんと結婚します」と言うと、真海の顔から一瞬安堵の笑みが溢れるが、すみれは以前のように幸せな顔をしていない事に気づいた真海の顔はどんどん青ざめていく。

それでも「やっぱり、最後に愛は勝つんだ…」と言うと、真海はすみれの横をスッと横切り拘束されていた神楽と幸男の紐を解き解放…真海は「これで私の計画は全て終わりです」と言って3人に別荘を出ていくよう指示を出した。

3人が別荘から姿を消すと真海はマッチに火をつけ「あぁ、楽しかった…」と苦し紛れに言って、すべてを消去するため火を床に落とすと一瞬で炎は燃え広がってしまい、真海は焦る様子もなくその中にポツンと一人立ち尽くしていた。

 

海のことを全員ついに死んだと考える…が海のある町で愛梨と二人でゆっくりと暮らしていた。

 

・・・END

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原作

原作はフランスの作家アレクサンドル・デュマ・ペールによる小説「モンテ・クリスト伯」で、日本でも「巌窟王」という名で広く知られている。

物語は主人公が無実の罪で監獄に捕らわれてしまうが、脱獄した後巨万の富を得て、自分を冤罪に陥れた者たちを追いこんでいく復讐劇。

ちなみに、電子書籍で小説「モンテ・クリスト伯」を読むなら「eBookJapan」というサイトがオススメである。

というのも、「eBookJapan」では非常にコンテンツが豊富で、検索しても見つからないタイトルは無いのではと思うくらい作品数が多い。

さらに初回のみ電子書籍を購入すると300円OFFとなり、お得に読むことが可能となっている。

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今なら初回登録後、1ヶ月間無料というお試し期間付きなので、見逃しまった人もタダで視聴することが可能となっている。

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その他のドラマ/ネタバレ

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本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

出典元:http://www.fujitv.co.jp

 

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