ドラマ「同期のサクラ」

ドラマ「同期のサクラ」最終回の結末ネタバレ(後半に最終回ネタバレ内容を追記済)を公開しています。

見逃してしまった人や、あまり興味はないが内容や結末が気になる人もいるだろう。

ここではキャストに始まり、ストーリーのあらすじと最終回における結末のネタバレを公開するので参考になればと思う。

ちなみにドラマ「同期のサクラ」は日本テレビ系列で放送されるので、ドラマのストーリー1話~最新話まで 「hulu」で配信されている。

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同期のサクラ

まずはじめにドラマのキャストを紹介しよう。

役/キャスト

北野 サクラ/高畑充希

ドラマ「同期のサクラ」高畑充希

離島生まれで、島の人たちと家族同然のつき合いをしてきたこともあり、他人との距離感が近い。

決して忖度せず、妥協しない。

「私には夢があります」が口癖。

月村 百合/橋本愛

ドラマ「同期のサクラ」橋本愛

サクラの同期。

ラクして楽しく生きたい、今どきの若者。

常に自分の居場所を探している。

木島 葵/新田真剣佑

ドラマ「同期のサクラ」新田真剣佑

サクラの同期で、裕福な家庭に育つ帰国子女。

社長になりたいと思っていて、そのためならいくらでも忖度する。

清水 菊男/滝星涼

ドラマ「同期のサクラ」滝星涼

サクラの同期。

仲間や頑張っている人の力になりたいと本気で思っている。

ウザがられるほどの熱血タイプ。

土井 蓮太郎/岡山天音

ドラマ「同期のサクラ」岡山天音

サクラの同期で一級建築士を目指している。

実家の中華料理店を継ぎたくない一心で勉強に励んできたが、何でも悪い方に考えるネガティブな性格。

黒川 森雄/椎名桔平

ドラマ「同期のサクラ」椎名桔平

サクラの務める会社「花村建設」の人事部・部⻑。

一見、良い上司っぽいが敵か味方か謎な男。

火野 すみれ/相武紗季

ドラマ「同期のサクラ」相武紗季

花村建設・人事部で、サクラたちを新人研修から面倒を見ている。

仕事と子育てに奮闘中。

その他の出演者

  • 北野 柊作/津嘉山正種
  • 脇田 草真/草川拓弥
  • 中村 小梅/大野いと
  • 老女/柳谷ユカ

人物相関図

ドラマ「同期のサクラ」相関図

以上がキャストとなる。

ストーリー

ドラマのキャストを紹介したので、次に物語のあらすじを見ていこう。

北の小さな離島から上京した主人公・サクラの夢は「故郷と本土を結ぶ橋を作ること」。

夢に向かって脇目も振らず突き進むサクラに、最初は冷めていた同期たちも次第に引き込まれていく。

しかしサクラの「忖度できない性格」が、配属に影響する大事な新人研修で思わぬ事態を引き起こしてしまう。

これはどんな逆境にも自分を貫いてサクラと、同期たちの10年間の物語…。

あらすじ

病院のベッドに横たわり、意識の戻らないまま人工呼吸器につながれた女性・北野桜(高畑充希)。

知らせを受け彼女の元に駆けつけたのは、携帯にたった4人だけ連絡先が登録されていた会社の同期、百合(橋本愛)、葵(新田真剣佑)、菊夫(竜星涼)、蓮太郎(岡山天音)だった。

4人の思いは皆一緒だった「サクラのいない世界に生きていてもしょうがない・・・」

その10年前の2009年、春―。

大手ゼネコン・花村建設の新入社員となったサクラは入社式に急いでいた。

通行の邪魔をする若者にも忖度しない。

「皆さんの迷惑になるので道を開けてください」珍しい建物を見つけると、時間を忘れて、写真を撮る。

ギリギリ間に合った入社式でも、社長(西岡德馬)のスピーチに「話が長いと思いました」など立場をわきまえない発言をして周囲を唖然とさせる。

人事部長・黒川(椎名桔平)のフォローで空気が和らぐものの、サクラの超マイペースな性格は、同期の皆に強烈な印象を残す。

式の後、3週間の新人研修の最終課題として配属先の決定に影響する「日本の未来に残したい建造物の模型作り」が発表され、サクラは班のリーダーに選ばれる。

同じ班になったのは、クールながら場の空気を読む百合、社長を目指す野心家の葵、応援部出身でアツい菊夫、そしてネガティブ思考の蓮太郎。

4人を親睦会に誘ったサクラは志望部署を尋ねられ、故郷の離島に橋を架ける仕事に関わるため、どうしても“土木部”に入りたいのだと自分の夢を語る。

「花村建設で初めて出会った仲間なので」と5人で記念写真を撮るとさっさと帰ってしまうサクラ。

表情はわかりにくいが熱いような、とらえどころのないマイペースなサクラの性格に4人は戸惑う。

その夜。

サクラは故郷の美咲島に住む祖父・柊作(津嘉山正種)に宛てた手紙をFAXしていた。

その心の中は出会ったばかりの仲間とこれから始まる仕事に胸が高鳴っている様子で……。

翌日から、サクラたちは人事課の火野すみれ(相武紗季)の指導の下、ビジネスマナーや現場研修など厳しい新人研修を受ける。

皆がクタクタになる中、サクラは空気を読まず最終課題の模型作りの打ち合わせをしようと持ちかける。

しかし、課題に向けた皆の意見はバラバラ。サクラはあるアイデアを出すが……。

夢のためには、決して自分の信念を曲げないサクラの言動は、「組織」を重んじる会社の中で、ウキまくる。

しかし、歩みの遅い亀が、必死に東京のスピードについていこうとするようなその姿は、同期たちの心を変えていく・・・。

そんなサクラと同期たちの10年間が始まる。

引用元:日本テレビ公式サイト/同期のサクラ

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結末ネタバレ

ここからはドラマ「同期のサクラ」最終回の結末ネタバレを公開しています。

このドラマは原作がなく脚本家が描いたオリジナルストーリーで物語は進むので結末は現時点では予想となる。

このドラマは「故郷と本土を結ぶ橋を作ること」という夢を実現させるため、真っ直ぐに突き進んでいく主人公のサクラと、サクラの同期4人との10年間を描いた物語。

1話ごとに1年が過ぎていくという今までにない斬新なスタイルのドラマ構成となっている。

サクラがどのようにして夢を実現させるのか、またどこか冷めていた同期たちがサクラと関わっていくことで、どのように変わっていくのかが見どころとなっていくだろう。

またドラマはサクラが病院のベッドに横たわり、意識がなく人工呼吸器に繋がれている所から始まることから、10年後のとある日にサクラは何らかの事故に巻き込まれたと考えられる。

それは恐らくサクラがずっと夢だった「故郷と本土を結ぶための橋」を作っている最中に起こった事故ではないだろうか。

事故の一報を受けた同期たちは、大きなショックを受けるが「今自分たちがサクラのためにできること」を考えた末、サクラの夢を引き継ぐことを決め「故郷と本土を結ぶ橋」を完成させるため奮闘していくのではないだろうか。

結末としては「同期たちは意識不明となってしまったサクラの夢を実現させるために結束し、橋が完成した頃、奇跡的にサクラは目を覚ます」ということが考えられるだろう。

ネタバレ追記

野サクラは重い脳挫傷で病院に搬送され、意識の戻らないまま人工呼吸器につながれた。

知らせを受けて病院へ駆けつけたのは、サクラの携帯に唯一登録されていた会社の同期の月村百合・木島葵・清水菊夫・土井蓮太郎。

4人は「サクラのいない世界に生きていてもしょうがない…」とサクラが目を覚ますこと心から願っていた。

10年前の2009年・春。

大手ゼネコン「花村建設」の新入社員となったサクラは入社式に急いで向かっていた…入社式では社長のスピーチに対し「話が長いと思いました」など場をわきまえずに思ったことを言って周囲をざわつかせる。

変な空気を和らげるように人事部長・黒川森雄がフォローし、なんとかその場を収めた…そんな空気を読まないマイペースな性格は同期たちに強烈な印象を残す。

式の最後に、新人たちのお世話をしてくれる人事課・火野すみれから、3週間の研修の課題として「日本の未来に残したい建造物の模型作り」が発表され、この課題は配属の決定に大きく影響することが説明された。

サクラは5人一組で組まれる班のリーダーに選ばれる…同じ班になったのは
周りの空気を読む百合、社長を目指す葵、熱血タイプの菊夫、そして何でもネガティブに考えてしまう蓮太郎。

サクラは4人を親睦会に誘い、行きつけの店に連れていく…そこで志望部署を尋ねられたサクラは、故郷の離島に橋を架けるのが夢で、その夢を実現するため「土木部」に入りたいと話した。

熱い思いを秘めているサクラだったが、いつも無表情で感情が読みにくく同期たちはまたしても戸惑ってしまう…家に帰ったサクラは故郷の美咲島に住む祖父・北野柊作に、今日起きた出来事を嬉しそうにFAXで報告するのだった。

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日から厳しい新人研修を受けクタクタになる中、サクラは空気を読まずに同期たちに「研修のあとに出す模型なににするか相談しませんか」と持ちかける。

同期は渋々サクラに付きあうも、課題に向けた意見はバラバラで、なかなか話はまとまらない…サクラが「うちの島に架ける橋にしませんか…まだデザインも決まってないと思いますし…」と提案した。

これから花村建設が手掛けていくプロジェクトということもあり「会社に貢献する意欲をアピールできる」とみんなが納得した課題が決まり、翌日から作業が進んでいく。

しかしサクラのこだわりは強く、同期たちはサクラに振り回されながらも、必死に自分たちの知識やアイディアを絞り出していった…同期は休日休日返上で買い出しに付き合ってくれ、みんなと一緒に過ごしているうちに無表情だったサクラが笑う回数も増えていく。

そんなサクラはみんなでカフェで休憩している時「島ではずっと私一人のクラスだったんで憧れててたんです…こうやって仲間とお喋りするの」とつぶやくのだった。

 

業は連日遅くまで続き、疲れも見えてきた中、サクラは「橋があったら両親が死ななかったかもしれないんです…」となぜ橋を架けることが夢なのかを語り始めた。

サクラが幼い頃、母親が島の診療所では直せない病気になったが、その日は台風で船がでなかったのだという…そこで父親が無理やり船を出し、両親はそのまま亡くなってしまい、それからは祖父が育ててくれと話した。

そしてサクラたちは、この課題を成し遂げようと奮闘するが、締切が迫る中、またしてもサクラのこだわりがでてしまう…それは橋の強度が弱いということでサクラは模型であろうが、ちゃんとした物を作らなくてはいけないと訴えた。

しかしあまりのこだわりの強さに百合は「いい加減にしてくれないかな…あんたが必死こいて夢とか理想とか語るから、こっちは気使って付きあってやったけどさ…振り回される度に今までどれだけ迷惑したかわかってる?この際だから言っておくけど私たち、あんたのことなんか仲間だなんて思ってないから」と冷たく言い放つ。

他の同期も同じ意見だということを知ったサクラは眠れない夜を過ごしていたが、祖父から「自分にしかできないことがある」というFAXが届き励まされるのだった。

 

クラ不在のまま課題の発表が行われ、同期はコンセプトを発表することとなる…すると黒川が「耐荷重もちゃんと考えてるんだろうね」と言って模型に手をかけた。

橋が崩れそうになった時、サクラが「この橋は試作品なので…」と徹夜で作った新しい橋の模型を持って現れる…結局サクラたちの班が社長賞をもらうことはできなかったが、全員がみんなで作った作品を誇りに思うだった。

そして研修が終わったサクラたちに配属先が発表されるが、サクラは念願の「土木部」ではなく「人事部」へ配属されてしまう。

心配した同期がサクラに声をかけると、サクラは「私には夢があります…故郷の島に橋を架けることです…一生信じ合える仲間を作ることです…その仲間と沢山の人を幸せにする建物を作ることです…それだけは諦められないので、私は自分にしかできないことをやります」と前を向むきに答えた。

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識が戻らないサクラの病室に訪れていた菊夫は、サクラが回復することを信じながら社会人2年目の頃のことを思い出していた…菊夫は「仕事がキツくて、なんのために働いているかわからなくなっていた俺を救ってくれたのはサクラなんだよな…」と感謝を口にする。

2010年5月。

社会人2年目のサクラは相変わらず自分らしさ(忖度のできない性格)を貫いていた。

サクラが配属された人事部では「経費削減のために無駄な残業時間を減らせ」という上からのお達しがあり、部長の黒川は部下のがすみれに丸投げし、そしてサクラに回ってくる。

サクラは「何故、残業してはいけないのでしょうか?」と疑問を黒川にぶつけるが「社員の健康と環境を守るため」という答えに納得すると、すぐに部署にメールを送った。

そしてサクラはすみれと一緒の各部署に残業の削減をお願いして回り、久しぶりに同期たちと再会する…その中でサクラはそれぞれが抱えている労働環境に対しての悩みを熱心にメモしていった。

営業部では菊夫が忙しそうに働いていたが、仕事にやりがいを感じ充実していると話す。

そこに菊夫の上司で営業部長の桑原が現れ、すみれは角が立たないように残業削減をお願いするも、桑原は「ムリに決まってんだろ!」と聞く耳を持とうとしない。

 

夫は桑原から「担当する建設現場の工期を1ヶ月早めるよう下請けに頼んできてくれ」と高圧的な態度で無茶振りをされる…クライアントにいい顔をしたい桑原は下請け業者のことは全く考えずに工期を早めてしまったのだ。

工期を早められた下請け業者は悲鳴をあげ、菊夫は桑原と下請け業者の板挟みになってしまう…問題を抱え込んで菊夫がサクラに教えてもらった喫茶店行くと、そこには常連となっていた同期たちの姿が。

菊夫は同期に社内でも有名な嫌な上司・桑原の部下になったことを同情されるも「全然大丈夫」とムリに笑ってみせた…いつもなら思ったことを口にするサクラだったが、なぜか何も言わずにさっさと帰ってしまう。

それから1週間が経っても営業部の残業時間が減ることなく、むしろ増えていた…人事部でそのことが問題に上がると、桑原のことが苦手な黒川の代わりに、サクラは自分が営業に行くと申し出る。

営業部に向かったサクラは、桑原に残業時間のことをもう一度お願いするが、桑原はサクラの言い方に激怒し人事部に乗り込んできた。

その場は黒川が上手くフォローしてくれるが、その後も営業部の残業は変わらず、菊夫は心身ともに追い詰められていく…。

 

夫の残業を阻止するためサクラは会社の入口で待っていると、そこに菊夫と桑原がやってきた…サクラはまたしても残業のことに対し、桑原にストレートな物言いをする。

桑原はサクラを振り切るように菊夫を連れていこうとした…するとサクラは突然「私には夢があります…故郷の島に橋を架けることです…一生信じ合える仲間を作ることです…その仲間と沢山の人を幸せにする建物を作ることです…それだけは諦められないので、菊夫くんが身体を壊したりして会社をやめられては困るんです」と言う。

菊夫はサクラの言葉に涙を浮かべるも「俺なら大丈夫…体力には自信あるし…それに俺はサクラちゃんと違って先輩に見捨てられたら終わりなんだ…この会社に入れたのも桑原さんのお陰だから」と去ってしまうのだった。

この状況に悩んでいたサクラに祖父から「大人になるとは自分の弱さを認めることだ…と思う。自信はないが」というFAXが届く。

そんな中、サクラの携帯に「菊夫が過労で倒れた」という連絡が入り病院へ急いだ…病室で目を覚ました菊夫はサクラに「仕事辛くない?土木志望だったのに人事部に行かされたから…」と尋ねる。

するとサクラは「今は人事に配属されて良かったと思います…人事は全ての部署を接しなければいけないので仕事をしているうちに、どこの部署の人も会社を支えてるんだってわかったんです」と話した。

そんなサクラに菊夫は会社に行きたくないという気持ちと、家族に仕送りしなきゃいけないという思いで「なんのために働いているかわからなくなった…俺はただ仲間と頑張ってる人を応援したいだけなのに…」と本音をこぼす。

サクラは「大人になるとは自分の弱さを認めることだと私はのおじいちゃんが言っていました…私は会社のみんなを応援したいという菊夫がすごいと思いました…ただ菊夫くんが今一番応援すべきなのは自分自身じゃないでしょうか」と言った。

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夫から「桑原部長に自分の考えを伝えてきます」というメールが届いたサクラは営業部へ向かう…そこでは相変わらず無茶ぶりしてくる桑原に菊夫は初めて「嫌です」とはっきり答えていた。

そして菊夫は「俺は部長の思い通りにできません…これからは目の前の仕事を自分にしかできないやり方でやりたいんです…やらされるのではなく、自分がやるべきと思った仕事をやりたいんです」とサクラのようにストレートに自分の意見を言う。

そんな中、菊夫の担当していた建設現場で水道管が破裂したという連絡が入ってきた。

菊夫は素早く現場に向かうと、下請け業者とともにトラブルを解決すべき動き、その姿を見ていた作業員たちは「菊夫が手伝ってくれたお陰だよ…菊夫のために少しでも工期を早められるように頑張るか」と言ってくれる。

菊夫は「ありがとうございます…でも皆さんには今まで通りいい仕事をすることを一番に考えてほしいです…少しでも助けになるようもっともっと勉強しますから」と笑顔で答えた。

数日後、サクラが出勤すると黒川から今度の人事異動の内事について聞かされる…桑原が営業部から異動となったが、異動先はサクラが希望している土木部だった。

そして桑原から「俺の目の黒いうちはお前を絶対、土木部に入れないからな」と釘を刺されてしまう…それでもサクラはいつものようにマイペースさを見せるのだった。

 

り続けるサクラの病室には、赤ん坊を抱く百合の姿があった…百合は娘にサクラのように真っ直ぐに夢を追い続けてほしいと言う願いを込めて「夢」という名前を名付けたことを報告する。

百合は「あんたと大げんかして、もう二度会わないっていったけど、本当にそうしてたら一体私はどうなってたんだろう…あの時、引き返さなかったら今でも自分の居場所を探し続けていたかも…」と入社3年目直前のことを思い出していた。

2011年3月10日(東日本大震災の前日)。

サクラは広報部の百合と共に新規採用向けのパンフレットを作るため、3年目を迎える同期たちに取材をすることに…百合は「ミス広報」と言われ周りの評判はとても良かったが、実は波風立てないよう本音を押し殺して働いた。

都市開発部で調子良く働く葵や、一級建築士の資格を取るために勉強に励んでいるという設計部の蓮太郎、サクラの影響で一皮むけた営業部の菊夫など、一通り取材を終えたところでサクラは優秀だと評判の百合にもインタビューしたいと頼む。

充実した仕事をしていると話す百合の言葉に心を打たれるサクラだが、取材が終わった途端、百合は「あんなのパンフレット向けのリップサービスよ…転職か寿退社した方がいいわよ…なんだかんだ言ってゼネコンなんて男社会だから」だと本音を漏らした。

そんな中、百合の携帯にクライアントの年輩男性からしつこい食事の誘いメールが届く…取引先を無下にすることもできない百合は、相手に変な気を起こさせないためサクラに同行を頼む。

その夜サクラと百合はクライアントの待つ高級レストランへ向かった…レストランに来たのが百合一人ではないことが気に入らない相手は、百合が席を外すと「百合ちゃんに好意を持っていて付き合いたいと思ってるから、2人きりにしてほしい」とお願いする。

するとサクラは「百合さんはあなたに好意を持っていないので、もう誘わないでくれると助かります…取引先だから無下に断れないのをいいことに弱い立場の女性を誘惑するのもやめてください」は言い、相手を怒らせてしまった。

百合はサクラを責め「会社で問題になったら私が知らないうちに、あんたが勝手にやったって言うからね!」と帰っていく…百合が家に帰ると部下を連れ大騒ぎする成金丸出しの父と、ホステスのように夫の世話をする母の姿にうんざり。

さらに恋人からの返信を急かすメールにイライラし、会社でも家でも自分の居場所を見つけられずにいた。

 

3月11日。

サクラが出勤すると人事部には広報部長の葦田が百合を連れて押しかけ、大切なクライアントを怒らせたと黒川を責め立てていた。

サクラは「同期の百合をセクハラから守りたかった」と説明するが、葦田は「本人はそれほど辛くなかったと言ってたぞ…せいぜい手を握らてたくらいだ」と言い、百合も否定しない。

黒川はまずは2人に謝るよう促し、サクラが謝ろうとしたその時、大きな揺れがおき会社はパニック状態…その夜、地震の影響で家に帰れずサクラの家に泊まることとなった百合は、まっすぐに夢を追うサクラの生き方を眩しく思いながらも、どこか暑苦しく感じてしまうのだった。

数日後、震災対応が落ち着きやっと通常業務に戻ると、サクラは先日クライアントを怒らせた件で黒川に「お前に処分を出さないかもしれない」と言われてしまう…そんな中、サクラの耳に百合が結婚して会社をやめるという話が入ってきた。

自分の居場所を探し続けてきた百合が、会社から逃げるようにそれほど好きではない彼との結婚を決めたことにサクラは「それ(結婚)は百合さんの夢ですか?そうじゃないなら会社を辞めてほしくない」と話す。

百合は「夢、夢、うるさいのよ!夢があったら偉いわけ?いつまでも夢ばっか見てないでそろそろ現実みたら?あんたのやってることは全部無駄だから…あんたの島の橋だってどうせかかりゃしないから、荷物まとめてとっとと島に帰ったら」と取り乱しながら言った。

するとサクラは「ブス」を連呼し「さっから偉そうに人の批判ばっかして結局あんたは自分の居場所じゃないって現実から逃げてるだけじゃん…今のあんただったら、どこ行っても今の繰り返した…もう無理して笑うのやめ?毒吐きたくなったら全部私が聞いてやるから…そのままだどんどんブスになるだけ」だと素の百合でいてほしいという願いを込めながら話す。

しかし百合にはなにも響かず「二度と私の前に現れないで」と去ってしまった。

その夜、サクラは百合と大げんかし仲直りしたいけど「同じ空気も吸いたくない」と言われてしまって落ち込んでいることを祖父にFAXする…すると祖父から「いい人と出会ったな…本気で叱ってくれるのが本当の友だ…彼女と別れるな」という返信が。

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合が部署の人たちに退社の挨拶をしていると、そこにサクラがやってくる。

サクラは祖父に言われたことを話し「百合さんは私を本気で叱ってくれたじゃないですか…(サクラの前で)無理して笑わないじゃないですか…それって本当の友達じゃないでしょうか…私が百合さんを好きなのも百合さんの言葉には嘘がないからです…これから何があっても私は百合さんも味方でいます…だから私の友達になってくれませんか」と手を差し伸べた。

百合は目に涙をためながらも「誰があんたなかと…」と冷たく言い放つ。

会社を出ようとしている百合に同期たちは次々と百合に別れの挨拶を交わしていった…サクラは最後に「これからいい友達を作ってください…いい仲間とも出会ってください」とエールを送る。

すると百合は「いい加減にしてよ!いい友達、いい仲間ってなによ…あんたのせいで結婚相手に謝らないといけないし、会社にはもう一回働かせてって頭下げないといけないじゃない」と涙を流しながら言った。

そして百合は「百合でいい…(百合)さんはいらない…友達でしょ?」とサクラに笑顔を向ける。

数日後、サクラは黒川からクライアントを怒らせた処分として「社史編集室」への異動命令がくだされた。

 

クラが眠り続けて3ヶ月が経ち、病室に訪れた蓮太郎は「こんな風に変われたのはお前のお陰なんだ…そのせいでお前をこんな風に傷つけちゃったけど…」とサクラの手に残る傷痕を見ながら社会人4年目の出来事を思い出していた。

2012年9月。

社史編集室へ異動したサクラは1年ぶりに人事部へ戻ることができたものの、昨年の震災の影響でサクラの故郷に架ける橋の着工は延期となってしまった。

再び黒川とすみれの下で働くことになったサクラは、早速「メンタルヘルスケアプロジェクト」の担当を任され、ストレスチェックのアンケートを回収するため各部署を回る。

そんな中、設計部の蓮太郎は「悩みは無い」と言いながらもどこかイラついている様子だった。

蓮太郎は設計部の先輩と後輩から一級建築士の試験に落ちたことをからかわれ、その姿を見たサクラは周囲に心を閉ざす蓮太郎が気にかかり、昼食にラーメンを誘うが「ラーメンだけは絶対に食べない」と断られてしまう。

その夜、両親がラーメン店を営む実家に帰宅した蓮太郎は、楽しそうに働く両親と大学生の弟の仲良しぶりにすら嫌気がさしていた。

明日のコンペ作りにも行き詰まり、何もかもうまくいかない蓮太郎は、仕事と家族への不満をネットの掲示板にぶつける。

翌朝、アンケートを回収するため蓮太郎を待ち伏せするサクラと同期たちが自分の噂話をしているのに気づき逃げるように立ち去っていった。

 

太郎がコンペの会議に向かうも、そこには誰も居なかった…設計部の前に通りかかったサクラは蓮太郎と、同僚たちがコンペの時間変更をわざと蓮太郎にだけ知らせなかったことを話しているのを聞いてしまう。

自分を笑い者にしている同僚たちに蓮太郎は悔しさと怒りを抑えられず、側にあったカッターを手に取り向かっていく…しかし蓮太郎を止めようとしたサクラを振り払った時、誤ってカッターがサクラに当たってしまった。

サクラの手から多量の血が流れ、結局5針も縫うケガをしてしまい、動揺した蓮太郎はその場から逃げ出してしまう。

その夜、蓮太郎の家を訪ねたサクラに蓮太郎は「会社を辞めて転職しようと思ってる…あんな会社もうウンザリなんだ」と打ち明けた。

それでも蓮太郎が設計が好きなことを知ってるサクラは「お願いですから会社に来てもらえませんか…ご両親も心配なさっているし」と説得するが、蓮太郎は「あんな奴らに俺の気持ちがわかるわけない…俺は一刻も早くこの辛気臭いラーメンの匂いから抜け出して一人暮らししたいんだよ」と言った。

無断欠勤を続ける蓮太郎にクビが迫り、サクラは同期の力を借りて説得しようと試みる…しかし蓮太郎は聞く耳を持たないばかりか、同期の言葉をネガティブに捉えた。

サクラは「明日までに会社に来ないとクビになってしまうと部長から言われました…本当にこのままでいいんですか?みんな心配しているから来てくれたんです…蓮太郎くんのことを仲間だと思っているから」と伝える。

しかし蓮太郎は「だからもう青春ごっこみたいなことやめてくれないかな…いいから放っておいてくれよ…お前らなんかに俺の辛さなんかわかるわけないし…俺はもう諦めてるから、自分のことを本当に理解してくれる友達ができること…設計部に入ったら誰も俺のことわかろとしないし…2度と失敗したくないから一生この部屋にいるよ」と返した。

それでもサクラは「新人研修は楽しくありませんでしたか?蓮太郎くんはあの時私がムリな注文をしても諦めず、設計してくれました…あなたには才能があります…今は辛いかもしれませんが諦めないでください…いつか花村建設を背負うデザイナーになってください」と励ます。

すると蓮太郎はドアを開け顔を出すが「もう設計辞めるから」と言って、コンペの設計プランを床に投げた。

怒る気力もなくなったサクラは「あー、そうですか了解です…全然大丈夫です…どうどその部屋に一生引きこもって、ジャンクフードでブクブク太って、ネットのやりすぎで目もやられて、孤独死でもしてください…さようなら」とその設計プランを持って帰っていく。

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クラは蓮太郎にひどいことしてしまったことを祖父にFAXで報告すると「その若造ムカつく…でもお前まで自分を嫌いになってどうする?辛い時こそ自分の長所を見失うな」と返事が返ってきた。

翌日、蓮太郎のもとに百合から「サクラが今から設計部に殴り込みに行くと言ってる」という連絡が入る…蓮太郎が急いで会社に向かうと、すでにサクラは蓮太郎の上司の所にいた。

サクラは蓮太郎の設計図を見せ「これを初めて見た時独創的なデザインだけど、欠点が沢山あると言って蓮太郎くんを怒らせてしまいました…その後、彼は私が指摘した箇所を密かに直してくれてたんです…もしこの商業施設が完成したら、花村建設が未来に誇れる建物が生まれるかもしれないと思いました」と話した。

さらにその設計を見た同期たちがそれぞれ意見を出してくれ「心躍るようなファッション性」を加えてくれたことや「利用する人が便利で快適」だと思うような空間に変えてくれたこと「建物のシンボルとなるキャッチコピー」を考えてくれたことを説明する。

そしてサクラは「蓮太郎くんは今、自信をなくし自分の欠点ばかり気にして自分の長所を見つけられなくなっています…でも彼にはどんなに時間がかかっても諦めない粘り強さがあります…こちらの要求に答えてくれる柔軟性と包容力があります…新人研修の時、私と同期は心からそう感じました」と言った。

しかし上司は「いい加減にしてくれ」と連れ出そうをするが、サクラは諦めずに「私には夢があります…故郷の島に橋を架けることです…一生信じ合える仲間を作ることです…その仲間と沢山の人を幸せにする建物を作ることです」と訴える。

すると蓮太郎が上司の前に行き「今で本当にすみませんでした…みなさんが知ってるように僕は最低な奴でした…どうせ自分のことをわかってくれる人間は居ないってネガティブにばっかり考えて、物事が上手くいかなかったら全部周りのせいにして」と謝った。

そして「俺にも一つ夢ができました…いつか同期のサクラに認めてもらえるような物を作ることです…俺のデザインを見て心から笑ってもらえるように頑張ります」とそのためには絶対に逃げないことを約束し、また一から頑張ると決意をあらわにする。

 

クラと同期たちにお礼を告げた蓮太郎は、改めて同期のありがたさと絆を感じる…その夜、家に蓮太郎が家に帰るとサクラがラーメンを食べていた。

蓮太郎は「俺も食べようかな」と初めて両親のラーメンを口にし「うまい」とつぶやく…するとサクラは「ご両親はこのラーメンを一杯食べた人がほんの少しでも幸せになるようにと願いながら出しているようです」と両親の思いを伝えた。

さらにサクラは「私は横っ面をはられたような気がしました…建物の方が沢山の人を幸せにできると思い上がっていたから…負けられませんよ…私たちも」と話す。

数日後、会社では積極的に同僚たちを理解しようと努力し、イキイキと働く蓮太郎の姿があった。

一方で、サクラは黒川から故郷の島に架ける橋の着工が無期延期(中止)になったことを知らされる。

 

2019年、夏。

サクラの病室に訪れた葵は「たいへんよく出来ました」と書かれたシールが貼られた手帳を手に「いつも社長になるなるって強がってた俺が実は、なにもできないダメ男だってバレた時、お前にこれをもらって本当に社長を目指す勇気がわいたんだ」と入社5年目の出来事を思い出しながら語りかけていた。

2013年、9月。

故郷に架ける橋の着工が無期延期になったことを知らされたサクラだったが、夢を諦めずに相変わらずの日々を過ごしていた。

そんな中、人事部では黒川が社員の社内表彰に関する仕事をすみれに丸投げし、サクラは社内告知の手配を頼まれ、葵が社長賞を受賞したことを知る。

しかし広報部の百合によると、受賞者は立候補した人の中から選ばれるようで「葵みたいに自己アピールとパフォーマンスが得意な奴ばかりが取っている」のだと冷めた様子で話した。

葵は社長に表彰され、いつものように調子の良いスピーチをするが、社長に「(国土交通省の高級官僚の)お父さんによろしく」と言われ複雑な表情をする。

その頃、葵の所属する都市開発部で目玉プロジェクトが国の予算の都合で急遽凍結されるというトラブルが発生していた。

上司は「国か予算が出ないとどうしようもない」と嘆き、対応策を考えようと前向きな葵に「それより、お父さんに頼んでくれないか…うちを凍結リストから外してくれないかって」と言い、葵は実力ではなくコネを当てにされ複雑な気持ちになる。

その夜、サクラの呼びかけで葵の社長賞を祝おうと、いつもの喫茶店に同期たちが集まっていた…葵は自分の抱える問題を打ち明けることができず、いつものように調子のいいキャラを演じる。

しかし、充実している同期たちの話を聞いているうちに葵はつい見下すような発言をして同期たちを怒らせ、みんな帰ってしまった…残されたサクラは葵が同期を傷つける言葉を言ったことにショックを受けて号泣し酔いつぶれてしまう。

葵は仕方なくサクラを家まで送り、重い足取りで実家へ帰った…葵は父親にプロジェクトの凍結について切り出そうとするが、葵の話を全く聞こうとせず、父と同じエリート官僚の兄とばかり話をする。

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社に着いた葵は父に相手にされなかったことを同僚に言い出せず、別の案を提案しようとするが、上司に「リーダーみたいに偉そうなこと言ってるけど、お前の実力なんか誰も認めてないいんだよ…俺たちにとってはお前はだたのコネ入社なんだよ」と言われ深く傷ついてしまう。

その夜、サクラの前で激しく酒を飲んだ葵は「官僚になった兄貴より自分の方が優れてるって思われたくて頑張ってきたのに…父親は俺の話なんか聞いてくれないし…会社の奴らも親の七光りだって心の中でバカにしてんだ…気づいたら見放されてんだ…会社でも家でも同期たちからも」と言い酔いつぶれてしまった。

葵を家まで送ったサクラは葵の父と兄に会うと突然、故郷に架ける橋の着工の再開を求める嘆願書と、葵の開発プロジェクトの書きかけのパンフレットを渡し「日本の未来にとって画期的なアイディアだと思いました…もしこれが実現すれば沢山の人を幸せにできると思いました」と話す。

サクラの行動に背中を押された葵は「考え直してくれませんか」と話を聞いてほしいと父親に土下座するが「どうして昔からそうなんだ…へらへら笑って。そんな暇があったら兄を見習ってちゃんと中身のある人間になったらどうなんだ!これ以上がっかりさせるな」と冷たくあしらわれてしまった。

かける言葉を探すサクラに、葵から突然「俺と付き合わない?」と迫られ思わずビンタをしてしまう…自暴自棄になった葵にサクラは「同期の仲間たちだって本当にあなたのことを心配しています」と言い、その場をあとにした。

家に帰ったサクラは祖父に「生まれて初めて人を叩いてしまった…詳細は差し控えるけど、今まで社長を目指すと言ってた同期の仲間が誰にも認められてないとわかって自信を失くしてしまったんだって…かける言葉が見るからない」とFAXをする。

するとすぐに祖父から「そいつがダメなのは結局、勝ち負けにこだわってるからだ…大切なのは勝ちより価値だ」という返信が返ってきた。

 

にもかもが嫌になった葵は会社を抜け出し、道路に向かって歩いていく…トラックを目の前に我に返った葵が体を避けると偶然通りかかったサクラとぶつかってしまう。

幸いサクラたちにケガはなかったが、心配した同期たちが2人のいる喫茶店へ駆けつけた。

そこでサクラは「あんた黙ってたらなんの価値もないから…別に良いじゃない…人に心も中身もないって言われたって…嘘も方便っていうけどさ、周りのみんなのために言い続けてたら、どんなに嘘っぽくたって絶対相手の心に届くよ…いつか本当の言葉になるよ」と話す。

さらにサクラは新人研修で葵がプレゼン用に考えた言葉を言い「あの時、自分が言いたかった言葉を言葉にしてくれたあなたに、心が震えるほど感動した…あなたがなんと言おうと私にとって価値のある言葉だから…あなたには素晴らしい才能がある…沢山の人を動かせる力がある」と伝えた。

そんな中、葵に上司から父と兄が会社に来ていると連絡が入る。

 

たちはプロジェクトの凍結を見直してくれるのかもしれないと期待をしつつ、会社に戻るが「プロジェクトの件は予算がでないから耐えてくれ…花村建設さんには必ず活躍していただく場をもうけますから」と話していた。

すると葵は父親たちに向かって「あなた達はそれでも国のリーダーですか…みんなを幸せにするのがリーダーなんじゃないんですか…結局あなたたちは自分たちの良いようにするから黙ってろって、人のこと見下して自分のいいように物事しめるのいい加減にしてもらえますか!」とみんなプロジェクトに誇りを持って取り組んできたことを訴える。

そして葵は「俺は今まで2人に認めてほしかったけど、これからはここにいるみんなに認めてもらえるような、頼りにされるような人間になりたい…こんな俺でも価値があるって言ってくれた同期たちのためにも」と胸の内をぶちまけた。

さらにサクラが「私も葵くんと同じ意見です」と言うと、父親は怒って帰っていく。

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退社しようとする葵のことを待っていた同期たちは葵のことを温かく迎い入れた…サクラは葵に「さっき私は将来あなたが社長になる姿が目に浮かびました」と言い「たいへんよくできました」のシールを頬に貼る。

すると葵は涙を流し「ありがとう」とつぶやいた。

数日後、葵の父親を怒らせてしまった代償として葵は土木部へ、サクラは子会社に出向することとなってしまう。

同期たちが会社をあとにするサクラに声をかけると「私は大丈夫…だって夢が一つ叶いましたから…一生信じ合える仲間ができました…でも私にはまだ夢があります…故郷の島に橋を架けることです…一生信じ合える仲間を沢山の人を幸せにできる建物を作ることです…それだけはどんなことがあっても諦めずつもりはありません」と前を向いて歩いていく…。

 

2019年、秋。

サクラの病室に訪れたすみれは、中学生になった娘・つくしの写真を見せながら「あなたが入社して6年目だっけ…もしあの時助けてもらえなかったら、娘と一緒に居れなかったかもしれない」と感謝の気持ちを伝えていた。

2014年、10月。

社会人6年目を迎えたサクラは花村建設の子会社に飛ばされ「故郷の島に橋を架ける」という夢から遠ざかったことを祖父に打ち明けられないでいた。

一方でサクラのことを気にかけつつも、仕事と子育てに追われていた人事部のすみれは、上司の黒川から有名評論家・椿美栄子を招いての講演会「女性研修セミナー」の仕切りを任される。

働く女性を応援する本を多数酒筆している椿だったが、なにかと要望が多く面倒な人のようだ…しかし社長と仲が良く、黒川から「くれぐれも粗相のないように」と圧をかけられる。

数日後、椿のマネージャー・米田との打合せが行われる前に、プロジェクトチームに参加することとなった広報の百合、子会社の代表としてサクラが集められた。

そこでサクラは女子社員だけ集まってセミナーをやることに疑問を持つが、百合に「男に理解を求めるより、まずは女同士が理解し合うことが大切だ」と言われ、グッと言葉を飲み込む。

相変わらず信念を曲げずに言いたいことを言っているように見えるサクラだったが、その心には少しずつ迷いが生じていた。

さらにサクラはすみれが離婚してシングルマザーになったことを知り、百合の言うようにお互いの理解を深めることに渋々納得する。

 

田を交えた打ち合わせで、サクラは余計なことを言わないようすみれに釘を刺されるが「公演後の質問は受け付けない」という理不尽な要求に黙っていられず米田を怒らせてしまった。

運悪くそのタイミングで社長が現れ、米田に告げ口されてしまう…その場はなんとか収まるが、打ち合わせ後、言いたいことを我慢していた様子のサクラのことを心配した百合は「プライベートを充実させた方がいい」と合コンに誘った。

そこに密かにサクラに想いをよせている葵がやってきて、合コン話を聞き
それとなく恋愛事情を探るが、サクラは「今は誰とも付き合う気はない」と頑なな態度を取る。

その夜、サクラはプロジェクトチームから外されたことを告げられた落ち込みながらいつもの喫茶店へ向かった…先に店に来ていた菊夫は蓮太郎に後押しされサクラをデートに誘おうとするが「今はそういう気分になれない」と断られてしまう。

一方で、すみれは米田から講演とは直接関係ないような細かい要望をされ、頭を抱えていた…さらに娘のつくしが同級生を殴ったと学校からも呼び出される。

周囲の理不尽な扱いに我慢できずに手を上げてしまったというつくしに、
すみれはサクラと重ね合わせてしまい「人はいつまでも自分の好きなように生きられないの」と叱った。

そんな中、またしても米田から呼び出されたすみれは仕方なくつくしを連れて会社へ戻る…そこで米田と椿の無茶な要求にもペコペコするすみれの姿を見たつくしは、顔をしかめた。

そこに本社に来ていたサクラが、またしても思ったことを口にする…その後、食事を断りきれなかったすみれの代わりに、サクラがつくしを家に連れて帰った。

つくしは思ったことを口にするサクラに「自分の思い通りの生きるのって辛い?」と疑問をぶつける…するとサクラは「そんなことはない…と思ってましたが、結局的に今子会社にいるのでやっぱり辛いのかもしれないです」と答えた。

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に帰りたがらないつくしをすみれが叱ると、つくしは「あれしちゃダメ、これしちゃダメばっかりじゃん…じゃあつくしは何をすればいいの?お母さんの言うこと黙って聞いてればいいの?仕事場ではペコペコしてるくせに…お母さんの仕事って謝ることなの?すごいカッコ悪い」と反抗的に言う。

仕事と子育てにいっぱいいっぱいになっていたすみれは、思わずつくしをぶってしまった…するとつくしは「お母さんなんか大嫌い!」と飛び出していき、そのまま元夫の所に行ってしまう。

翌日、蓮太郎から連絡をもらったサクラが喫茶店に向かうと、深酒をするすみれの姿が…そこですみれは「家でも会社でも必死で自分を取り繕ってるだけな気がして」と心が折れてしまったと話し「何があってもつくしだけは守ろうと思ってきたのに…何もなくなっちゃった」と悲しそうに言った。

その夜、サクラは「すみれの苦しみをどう救ってあげればいいかわからない」と祖父にFAXする…すると祖父から「生きていれば辛いことだらけだ…でも人生で一番辛いのは、自分にウソをつくことだ」という返信が返ってきた。

 

ミナー当日。

サクラはつくしを連れてすみれの前に現れる。

驚くすみれにサクラは「(つくしに)お母さんが仕事で謝ってばかりに見えたかもしれないけど、あれは会社のために自分を殺してるからだと言いました…会社にいるすべての人を考え守ろうとする、すごい仕事をしてると言いました…お母さんと一緒に居たいのなら自分にウソをついちゃダメだ」と伝えたと話した。

さらにサクラは自信を失くしているすみれに「いい母親である必要はないんじゃないでしょうか」と子供にとって母親は側にいてくれるだけでいいのだと言う。

そしてサクラは「私の母親は私が好き勝手しようとすると、しちゃダメではなく、してごらんと言ってくれました…そのせいで私はこんな人間になってしまった」とすみれに迷惑をかけて申し訳ないと謝った。

 

椿は公演を早く切り上げ、発売する本の宣伝をし始める…サクラが必死に言いたいことを抑えていると、すみれが「本の宣伝のためにこのセミナーにいらしたんですか?さっきの公演は著書をなぞったばかりの内容ばかりですし、公演時間も予定より随分短くないですか?」と聞いた。

さらにすみれは「会社が女性の活躍を応援していると内外にアピールしてるだけだ」と社長にも食って掛かり「今まで働く女としても母親としても中途半端な人間だったけど、お陰でこれからどんなに辛いことがあっても、自分にウソをつかないで生きていこうという決心が出来ました」と思ったことを口にする。

そんな母の姿はつくしにとって、とてもかっこよく見えた…そしてすみれもサクラのようにつくしには自分らしく生きてほしいと願うのだった。

数日後、サクラに会いに行ったすみれは「あなたは私みたいになってはダメ…10年後もその先もずっとそのままでいなさい…これからも辛いことが沢山ある…そんな時は私を頼りなさい…その代わり何があってもくじけないで…自分の生き方を貫き通しなさい」と言葉をかける。

サクラは社会人になって初めて褒められたことが嬉しく、その目には涙が溢れていた…そしてサクラは祖父に子会社に出向したことを正直に打ち明ける。

翌朝、黒川に呼ばれたサクラは、すみれが社長と椿に意見した処分とし「社史編集室」に異動となったことを知らされた。

同時に「故郷の橋の着工が決まった」という良いニュースも入ってくる…しかし、なせか「橋は架からない」という不吉な夢をばかりみてしまうのだった。

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2019年11月。

病室を訪れた上司の黒川は眠り続けるサクラに向かって「こんな風になったのも俺のせいかもしれないな…4年前にお前を故郷の島に行かせてあんなことになったのだから」と話していた。

2015年11月。

社会人7年目を迎えたサクラに「故郷の橋の着工が決まった」という良いニュースが入ってくるが、最近「橋は架からない」という不吉な夢ばかりみていた。

そんなある日、サクラは黒川から「島に架かる橋に問題が起きた」と突然本社に呼び出される…サクラが葵に案内され土木部へ向かうと、そこには人事部長から常務に出世した黒川と、かつてサクラと衝突した土木部の担当役員・桑原の姿があった。

黒川は橋の着工後に思ったより地盤が弱いことがわかったのだという…今の深さでも安全基準はクリアしていて問題はないのだが、噂が広がり島人たちが不安がっているため、島の出身者のサクラに住民説明会で「基準は満たしているから工事を続けても大丈夫だと説得してほしい」のだと話した。

調査会社の資料を見たサクラは今のままでも安全基準に問題がないことを納得し、島の説明会に行くことを決める。

その夜、サクラ同期たちといつもの喫茶店で島に行く話で盛り上がる中、蓮太郎は一級建築士の試験に受かったことを報告し、さらに「(サクラのかつての上司・すみれと)付き合っている」と発表した。

 

民説明会、前日。

サクラの生まれ育った島を見たいと同行した同期たちと共に、帰ってきたサクラは久しぶりの故郷にいつになく楽しそうな顔する…しかし、なぜか葵だけは複雑な表情をしていた。

そんな中、サクラは島民から祖父がずっと体調が悪いことを隠していたのだと聞き、実家の祖父の元へ向かう…サクラは祖父に病院へ行くことを勧めるが、都合の悪いことは聞こえないふりをし、まともに話を聞いてくれなかった。

その夜、サクラの実家を訪れた同期たちと共に楽しい夜を過ごす…入社してからの思い出で盛り上がるサクラたちにホッとする祖父だったが、サクラが席を外したすきに「話がある」と怖い顔で言う。

祖父は突然、同期たちに頭を下げると、もう長く生きられないことを打ち明け「(サクラの両親が事故で亡くなった時)この子だけはワシが守ろうって誓ったんです…今まではあの子が一人ぼっちになったら死んでも死にきれないと思っていた…でもみなさんが居てくれたらあの子はもう寂しくないと思いました…ずっと仲間でいてやってください」とお願いした。

 

民説明会に向かおうと家を出たサクラに葵は橋の工事について「基礎に注入するセメントの量が少なく、強度が弱い」ことを打ち明ける…さらに葵は次期社長を狙っている桑原が、予算あげて会社にアピールをしたいという思惑があるのではいかと話した。

しかし安全面を心配するサクラに桑原は「(100%安全ではないが)国の基準は満たしている」と説明し「工事を中止しろって言うのか?(一から直したら)この橋の建設は取りやめになるぞ…故郷の島に橋をかけるのがお前の夢だろ…そろそろ大人になれ…このまま工事を続けるのか、橋をかけるのを諦めるのかどっちを選ぶんだ」と威圧する。

どちらかを選べないサクラは同期たちに相談するが、意見は分かれてしまい、悩んだ末、祖父に相談をしに行った。

結局、サクラは橋のことを打ち明けられなかったが、何かを察した祖父は「人間は一緒に大人になんかなれない…なる必要もない」と話す。

祖父の言葉、さらに会場で待っていた同期たちの言葉に背中を押されるようにサクラは壇上へ上がっていった。

そこでサクラは「故郷に島に橋を架ける」という入社してからの夢を打ち明けるが「故郷に島に橋はかかりません…いや架けてはいけません…絶対に安全だとは言い切れないから…ここにいるみなさんが命を落とすかもしれない橋を絶対に作るわけにはいきません」と涙を流しながらに話した。

このことで桑原を怒らせてしまうが、同期たちは「俺達はサクラは正しいことをしたと思ってます」とサクラの意見を尊重する。

今回の件はサクラにとって辛い決断になってしまうが、さらにサクラを追い詰めるように祖父が亡くなってしまうのだった。

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父の葬儀が終わりアパートに戻ったサクラに一通のFAXが届いていた…それは「桜は決して枯れない…必ず咲いて沢山の人を幸せにする」と書かれた祖父からの最後のメッセージ。

一人残されてしまったサクラはすぐに返事を書きFAXをするが、祖父から返事がくることはもうない…その現実を受け止められないサクラは、家中の物をぶちまけ感情をあらわにした。

それから数日、連絡が取れないことを心配した百合はサクラのアパートを訪ねる…そこには正座をして真っ直ぐ前を見つめるサクラの姿が。

百合が声をかけるとサクラは「大丈夫です…仕事に行かなければ」とロボットのように無表情で出かけていく。

 

2019年12月。

サクラの病室に集まった同期たちは、病院からこれ以上ここに居てもサクラの回復は見込めず身寄りもないことから、転院を決断してほしいと頼まれる。

そこに、サクラのアパートの隣人・草真と小梅が訪れ「こんなことになってしまったのは自分たちのせいなんです…」と頭を下げた。

2016年11月。

社会人8年目を迎えたサクラは故郷の島に橋をかけるという夢を失い、さらに祖父を失くしたショックから抜け殻のようになっていた。

それでも「同期の仲間と沢山の人を幸せにする建物を作る」という夢を心の支えになんとか仕事を続けようとするサクラだったが、前向きにはなれず会社にたどり着く前に自宅に戻ってしまう。

そして2018年1月。

サクラは「体調がすぐれない」という理由で1年以上も休職し、部屋に引きこもっていた…休職期間が伸びると会社にもいられなくなることもあり、サクラを心配する同期たちは元気づける方法を考える。

そこで葵は「俺らが仕事で辛いことがあったから相談に乗ってほしいと言ったら、あいつのことだから助けてくれるんじゃないの?」と提案した。

 

合が悩みを聞いてほしいとサクラの部屋を訪ねる…サクラの髪は伸び切り部屋はグチャくちゃで…サクラの変わり果てた姿に百合は驚いてしまう。

百合は「外に出たくない」というサクラに「菊夫がどうしても連れて行きたい場所があるみたい」と話す…菊夫は入社2年目に担当した図書館にサクラを連れて行き、思い出話をするがサクラの心に響かない。

次に蓮太郎がサクラの好きだった実家のラーメンで元気づけようとするも失敗…さらに自分の設計図について意見を求めるが、サクラは「いいんじゃないでしょうか」と他人事のように言い、終いには「何も浮かびません」と泣き出してしまう。

駆けつけたすみれがサクラを抱きしめるも、その涙は止まることがなく流れ続けていた…その後も葵に続き、百合も自分なりにサクラを元気づけようと試みるが、あえなく撃沈してしまう。

サクラは同期たちの気持ちに感謝しながらも「自分の心がうまくコントロールできなくて…私のことは放おっておいてください…もうムリなんです…今まで自分がやってきたことが全部ムダなような気がして…これから頑張っても、もう意味がないような気がするんです…そう思うとどうしても気力がわかなくて…みなさんに会うのも辛いんです」と苦しい胸の内を明かした。

同期たちは自分たちを救ってくれたサクラの豹変ぶりを前に、それぞれ強い喪失感に襲われてしまう。

数日後、サクラのもとに会社から「解雇予告通知」と、取締役専務に昇進した黒川からのメモが入っていた。

本社に向かったサクラが黒川に退職届を手渡すと、黒川は「周りの反対を押し切ってお前を入社させたんだよ…うちの会社に活を入れる起爆剤になると思ってな…結局、俺の見る目がなかったってことか…桜は散ってしまったか?」と残念そうに話す。

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2019年3月。

サクラは相変わらず部屋にこもりきりで、今のサクラにとってはAIスピーカーだけが唯一の話し相手で相談相手。

サクラと会わない1年で、同期たちはそれぞれの道へと進んでいた…菊夫は会社を辞めボランティア活動をする団体に入り、蓮太郎は新しいプロジェクトを任される傍ら、すみれと結婚をし充実した日々を送っている。

百合には子供が生まれ、その子は「ゆめ」と名付けられた…ゆめの父親は葵だったが、葵がサクラのことを忘れられないことに気づいていた百合はシングルマザーという道を選ぶ。

そんな百合は同期たちに「出産中にサクラの祖父から、サクラのことをよろしく頼むとお願いされたことが頭をよぎった」と話し「このままサクラのこと諦めていいのかな?」とある提案をした。

3月31日…誕生日を迎えたサクラに同期たちからFAXが届く。

そこには「俺たちはいつまでも待ってる…おまえとまた一緒に働ける日を…だからどんなに辛くても諦めない…サクラのいない世界に生きていたくないから…じゃあまた明日」とそれぞれの思いが込められたメッセージが書かれていた。

同期たちの思いは閉ざされたサクラの心に届き「サクラにはこんな素敵な仲間がいる…みんなに会いたい…もしこの世界に私が生きてる意味があるんだったら、今までの自分に戻るとみんなに伝えないと」とみんなに会いに行く。

しかしその道中、バイクに轢かれそうになった隣人・草真の息子をかばい身体を強打してしまう…サクラはおぼつかない足で部屋に戻り、そのまま部屋で意識を失ってしまうのだった。

 

2019年12月。

ついに9ヶ月という長い眠りからサクラが目覚める…知らせを受けた同期たちは病室に駆けつけ、サクラとの再会に喜んでいた。

そんな中、サクラは黒川がサクラの退職を引き延ばそうとしてくれるも力及ばず、解雇されたことを知る。

それでもサクラは「信じ合える仲間と沢山の人を幸せにする建物を造る夢を叶えるために頑張る」と前向きに話した。

そんなサクラの姿に、同期たちは「やっとサクラが帰ってきた」と安心する。

数週間後。

サクラは百合に付き添われ退院し、自分の部屋へ戻ると、以前よりずっとキレイに手入れされている…実は同期たちが折半して契約を延長し、いつでもサクラが戻ってこれるようにしてくれていたのだ。

サクラが退院したことを知った隣人・小梅が息子を助けてくれたことのお礼に来ると、シングルマザーになった百合は「心から感謝してると思うよ…母親にとって子供は命より大切だから」と話し、自分の経験を生かして働く女性が気軽に預けられる託児所を作るため、花村建設を辞めて起業しようか悩んでいると相談する。

一方、リハビリの様子を見に来た葵と話したサクラは、葵が副社長になった元でバリバリ働いていることを知り、百合との関係にけじめをつけたいという悩みにサクラはなんの助言もできずにいた。

 

クラは職を探すため蓮太郎と共ネットカフェへ向かった…そこで仙台でボランティア活動をしている菊夫とネット電話で通話し、菊夫はNPOの代表になってほしいと頼まれて悩んでいることをサクラに相談する。

サクラが菊夫に助言をしようとしていると、社員たちに呼ばれた菊夫は早々に電話を切ってしまう。

蓮太郎は重責に悩む菊夫の気持ちがわかると言い「俺もすみれさんと結婚して、つくしの父親になった途端、両肩にずっしり責任がのしかかって潰されそうだからさ…それにもう1人子供ができるし」と話した。

実は蓮太郎は営業への異動を言い渡されたようで、設計を続けるために転職をしようか悩んでいたのだ…蓮太郎は「すみれに心配させたくないから」とサクラに秘密にして欲しいと頼む。

サクラは自分が眠っている間にそれぞれの人生に向き合い進んいく同期たちをまぶしく感じるのだった。

その夜、履歴書を書いていたサクラのもとにすみれが訪ねてくる…サクラは蓮太郎の秘密をバラすまいと焦るが、すみれは蓮太郎の悩みに気づきながらも「あいつ(蓮太郎)も大人なんだから自分で考えて結論出した方がいい」と蓮太郎が答えを出すまで待っていたのだ。

すみれは嘘がつけないサクラの就活がうまくいくか心配し「あんまり余計なこと言わない方がいいわよ…花村建設を辞めた経緯とか…採用したら面倒だと思われるから」と釘を刺す。

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び建設会社で働くためサクラの就活の日々が始まるが、すみれの心配通りウソがつけないサクラは、花村建設を解雇された理由を正直に話してしまい、ことごとく面接で落とされてしまう。

貯金も底をついたサクラはコンビニでアルバイトをしながら就活を続けていた。

そんな中、サクラは同期の悩みを聞こうと鍋パーティに誘うが、当日、1人準備をするサクラの元に、同期たちから次々と欠席の連絡が入る。

サクラは自分たちで悩みを解決していく同期に無力感を覚え、故郷の島に帰ることを決めた。

そしてサクラは同期たちに呼び出す…そこでサクラはみんなを安心させるため「新潟の建設会社に就職が決まった」とウソをつき別れを告げようとするが、同期たちにはお見通しだった。

するとサクラは「私は今回のことで自分がいかに何もできない人間か思い知らされました…島を出て10年…私はただ文句ばっか言ってきただけなんです…みなさんと比べてなんにも成し遂げていないんです…やっぱり私みたいに忖度できない人間は東京には合わなかったんです」と言い出ていく。

 

っ越し当日…サクラは同期に連れられ、ある場所へ向かう。

そこは10年前の新人研修でサクラが「本当に社長賞を取るべき」だと言った保育園の建設現場だった。

蓮太郎は「設計した人があの時、サクラが褒めてくれてこれを建てるのが夢になったから、10年かけて着工にこぎつけることができたと言ってた…何度も挫けそうになったけど、その度にサクラが言ってくれたことが蘇って勇気が沸いたって」と言っていたことを明かす。

さらに同期たちはサクラが言ってくれた言葉が、みんなの心に響き動かしてきたと話し「自分は何もできないと言っていたけど、サクラは人を幸せにする建物にしか興味がないから強い…他に何もできないからスゴイ能力を発揮する…サクラの故郷にもう橋は架からないけど、サクラが俺たちの心に橋を架けてくれたじゃないか…この建物が世界に1つしかないように北野サクラも世界に1人しかいないんだから」と訴えた。

その言葉はサクラの心に響き「私には夢があります…いつかこの素晴らしい仲間と沢山の人を幸せにする建物を作ることです…天国で見守ってくれているじいちゃんに、今日もサクラは頑張ってるよって毎日胸を張って報告することです…故郷に架けたかった橋に負けないような橋を、これから出会う人の心に架けることです…それだけは諦めなられないので…私はこれからも北野サクラであり続けます」と涙を流す。

その後、東京で就職活動を続けるサクラのに黒川は「花村建設に戻ってこい…俺のもとで働かないか」と声をかけるのだった…。

 

・・・最終回へ続く

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最終回あらすじ

2020年4月―。

満開の桜の下にサクラ(高畑充希)の同期四人が集まっていた。

花村建設の新入社員として出会ってから11年。

今はバラバラの道を歩む同期たちは「まさか、最後にあんなことになるとは」と、サクラの激動の人生を振り返っていた……。

その1ヶ月前。

建設会社の面接に落ち続けていたサクラは、花村建設の副社長となった黒川(椎名桔平)から「俺の下で働かないか?」と誘われ古巣への復帰を果たしていた。

問題ばかり起こしていた自分が再雇用されたことを疑問に感じていたサクラに、会社の未来に危機感を抱いていた黒川は、新しい発想と熱い情熱を持って上に逆らってもチャレンジする人材が必要なのだと話し、新規プロジェクトのリーダーにサクラを任命する。

やりがいを感じて目を輝かせるサクラ。

黒川は今までのサクラの失敗の原因は頑固で融通が効かないことではなく、「力がないからだ」と教える……。

新しく着工する橋の重役会議に黒川と共に出席したサクラは、橋のデザインと安全面に関する忖度なしの意見を述べて早速重役たちの不信感を買う。

しかし、副社長の黒川がサクラの意見に同調した途端、風向きが変わり……。

“力”を持っていれば今まで無下にされて来た正しい意見がきちんと通せることを目の当たりにするサクラ。

さらに黒川が組織の問題点を指摘し、自分が自分らしくあるためには力を持つしかない、と冷静さと情熱を持つ黒川に次第に感化されていく………。

同じプロジェクトチームに参加する葵(新田真剣佑)はそんなサクラをどこか不安そうに見守っていた。

葵は飄々とした黒川のつかみ所のなさを信頼しきれないでいた……

一方、新規事業と育児に追い詰められている百合(橋本愛)の話に耳を貸さず仕事に戻ってしまったり、NPO団体の代表となり悩みを抱える菊夫(竜星涼)からネット電話を受けても、皆忙しいという理由で聞き流してしまう。

さらに、就活中の蓮太郎(岡山天音)からの悩み相談よりも黒川からの着信を優先するサクラ……

これまで、忖度しない言動の度に、組織との軋轢を生んでいたサクラは、初めて仕事で高揚感を感じる。

そんなサクラに、同期たちは、「あなたは、変わった。仲間なんてもう必要ないの?」と苦言を呈されるが、反論できない。

サクラは、会社での「力」のために、仲間を捨てるのか?

第三の答えを見つけ出すのか?

夢を追い続けたサクラと同期たち仲間の10年間が激動のラストを迎える。

引用元:日本テレビ公式サイト/同期のサクラ

最終回ネタバレ追記

2020年4月。

サクラと同期たちが出会ってから11年目を迎える。

今は会社も仕事も違う道を歩む同期たちは「まさか、最後にあんなことになるとは」と、サクラの激動の人生を振り返っていた。

1ヶ月前。

就職活動を続けていたサクラは、副社長となった黒川から「俺の下で働かないか?」と誘われ、再び花村建設で働きはじめていた。

問題ばかり起こしてきた自分がなぜまた採用されたのか、と疑問だったサクラに黒川は「お前のような今までにない発想と熱い情熱を持った人間を集めて、花村建設が今までに作ったことのない未来に誇れるような建築物を造るためだ…お前がそのプロジェクトチームのリーダーになってもらいたい」と話す。

さらに黒川は「上に逆らってもチャレンジする人材が必要なのだ…花村建設を生まれ変わせるための手伝いをしてほしい」と語り、今までのサクラの失敗の原因は頑固で融通が効かないことではなく「力がないからだ」と教える。

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川と共に新しく着工する橋の重役会議に出席したサクラは、橋のデザインと安全面で思ったことを忖度なしに指摘し、早速重役たちから反感をかってしまった。

しかし黒川がサクラの意見に同調した途端に、重役たちは何も言えなくなってしまう。

力を持っていれば正しい意見がきちんと通せることを目の当たりにしたサクラに、黒川は「自分が自分らしくあるためには力を持つしかない」と話し、サクラは冷静さと情熱を持つ黒川に次第に影響されていった。

同じプロジェクトチームに参加する葵は、そんなサクラを不安に思いながら見守る。

葵の不安は的中し、サクラは仕事に没頭するあまり、新規事業と育児に追い詰められていた百合や、NPO団体の代表となった菊夫の悩みを、忙しいという理由で聞き流してしまったり、就活中の蓮太郎の悩み相談よりも黒川からの着信を優先するようになっていた。

そんな中、突然、取締役会で社長の解任と他会社との合併が決まり社員たちに衝撃が走る…事情を聞きにいったサクラに黒川は「あの人がトップで居る限りうちの会社は変わらないからな…お前も知ってるだろ?あの人が社員のことを何も考えてないことを」と答えた。

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期たちは黒川に影響されすぎているサクラを心配し、助けになると言うが、サクラは「そろそろ会社に戻らないと…新しいプロジェクトのリーダーになったので、あまり時間をムダにしたくないんです」と早々に席を立つ。

そんなサクラに、同期たちは「あんた変わったね…あんたリーダーになったらそんな人間になっちゃうの?一番権力を持っちゃいけない人間だったりして」と指摘した。

翌日、サクラはすみれがリストラされたことを耳にする。

すみれは自分のことよりサクラのことを心配し「あなたが会社に戻ってきて張り切るのはわかる…自分が変わろうとしてるのもわかる…でも変わっちゃいけないものもあると思う…仲間を大切にすること…自分を見失わないでね」と優しく諭した。

その後、サクラは自分が作った資料がキッカケで、黒川が人件費削減のためリストラを行っていたことを知る。

退職を申し出たサクラに黒川は「なんとか見つけたらどうなんだ…自分の道を貫いてみんなが幸せになるような答えを…悔しかったら俺を負かすくらいの力を持ったらどうだ…大きな目的のためなら多少の犠牲は仕方ないと思わないか」と問いかけた。

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は百合を呼びし、サクラが会社を休んでいて連絡が取れないのだと話す…そこで葵は育児に追い詰められている百合を目の当たりにし、娘・アイを抱きかかえた。

すると泣きっぱなしだったアイの機嫌は良くなり笑顔を見せる…葵は「俺この子の側にいちゃダメかな…この子を幸せにしたいよ…お前も幸せにしたい…いいかな」と涙を浮かべながら訴え、百合は嬉しそうに頷いた。

翌日、サクラが出勤すると同期たちが待ち構えている…昨日、同期のもとにサクラから何度も電話とメールがあり、気になった同期たちはサクラの動向を見守りにきたのだ。

サクラは黒川に退職願と、未来に残したい建物のアイディアをまとめた書類を手渡し「これが私の力です…私1人では何もできませんでした…それは全部、同期の仲間に電話やメールで相談しまくり、アドバイスをもらったからこそ完成したものです…私の力は仲間です…優秀な仲間さえいれば素晴らしい仕事できます…どんなに辛くても自分は決して1人じゃないと勇気がでます…それが私の力です」と話す。

そしてサクラは「これからはどんなに辛くても踏ん張って、困難な道を行きます…同期たちに負けないような仲間をどんどん作れば、きっと乗り越えられるから」と言って去っていく。

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期たちが待つ桜の木の下に向かったサクラは、ついさっき建設会社に就職が決まったことを報告し、同期たちに感謝の言葉を伝えた。

同期はこれからの夢を1人1人語り、最後にサクラも「私には夢があります…少しでも多くの人が私のように信じ合える仲間を持つことです…毎年、この桜に負けないように花を咲かせることです…私が作った建物を見て未来の人たちが、私が生きていたということを思い出してくれることです…私がいつも素晴らしい建物を見て感動するように、生きる希望や勇気を持ってくれることです」と言う。

こうしてサクラと同期は一緒に過ごした11年間を懐かしみながら、別々の道に向かって歩いていく…。

 

・・・END

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本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

出典元:https://www.ntv.co.jp

 

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